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孫育てによるママと祖父母の悩み!孫バテしない為にママがすべきこと

孫を抱いている祖母

最近、ニュースで取り上げられることが多くなってきた「孫育て」。新しい子育て方法として注目されていますね。

しかし、祖父母に子育てをお願いするということで、孫育て特有の悩みを持つママがいるようです。また、孫育てによって孫バテをしてしまっている祖父母もいるようです。

孫育て特有のママの悩みを解消するにはどうすれば良いのでしょうか?孫育てで祖父母が、孫バテしないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?

孫育て・孫バテについての悩みと、それぞれの解決方法をまとめました。

新しい子育て方法の孫育て

孫を抱いている祖母

共働きやシングルマザーが増えている中で、子どもの面倒をみてもらうために託児所や保育所を利用している人がいます。

ですが各家庭の事情や金銭面の問題により、託児所や保育所に預けることができない家庭もあります。そのような場合、子どもの面倒を祖父母に見てもらう家庭の割合が増えています。

本来であれば子育ては親がするべきなのですが、祖父母が子どもの育児に介入することに賛成する方は、全国で8割近くと高くなっています。

内閣府が13年に実施した全国の20~79歳の男女3千人対象の調査でも、「子どもが小学校に入るまでは、祖父母が育児の手助けをすることが望ましいか」との問いに、「とてもそう思う」46.9%、「ややそう思う」31.8%と、8割近くが同意している
自営業やめるケースも 「孫育て」を負担に感じる祖父母の“本音”

これだけ多くの人が賛成するということは、それだけ親が子育てしづらい社会情勢になっているということですよね。

さらに身内に子どもの面倒を見てもらうということは、ママにとって安心ですしお金もかかりませんのでとても助かります。

このように祖父母が親にかわって子育てをすることを「孫育て」といいます。

孫育てに引け目を感じなくても良い

孫育てに引け目を感じる親がいるかもしれませんが、先程のデータを見る限り、孫育てを祖父母に頼むことに引け目を感じる必要は無さそうです。

昔から孫はかわいいものと言われ、「目に入れても痛くない」とよく言われます。それぐらい孫は可愛いのですね。

かつて流行った演歌に「孫」と言う演歌がありましたが、覚えている方はいるでしょうか?

「なん~で~、こんな~に~、かわいいのかよ~」と言う歌です。この歌がヒットするということは、すなわち大多数の祖父母は孫が可愛いと思っているのです!

実際に孫育てを頼んだときに、意外と喜ぶ祖父母も多いようです。お母さんにとっては助かりますね。

ちなみにデータで言いますと、孫育てを引き受けても良いと思っている祖父母はこんなにもいるようです。第一生命保険からのデータを引用します。

祖父母の54.3%は「親自身で行うべきだが、引き受けるべき」。「頼ってよいし、引き受けるべき」として、孫育てを許容する考えの祖父母は17.4%。
祖父母による孫育て支援の実態と意識

これは親からすれば非常に心強いデータかと思います。

孫育てについてママの悩み

祖父母
子どもの面倒を祖父母に頼めるということはとてもありがたいことです。

孫をかわいがってくれる祖父母に、我が子の面倒をみてもらうとなると安心して任せることが出来ます。

ですが子どもをお願いしている立場もあり、注文をつけることは気が引けてしまいますよね。そんな、孫育てに関してママ目線の悩みをまとめました。

祖父母が子育てに干渉するぎる

仕事や家事など忙しいママの変わりに、祖父母が子育てしてくれる点についてはありがたいものの、孫育てに関して度が過ぎてしまう祖父母がいます。

子どもの育児方針が一致する家庭であれば問題ありませんが、そうでない場合干渉しすぎてしまい口出しをする祖父母がいるのです。
「こうしたほうが良い」
「これをしてはいけない」
など、子どもの育児に対して干渉しすぎることでママとぶつかってしまうことがあります。

口移し、同じ箸が嫌

幼い子どもは歯が生えそろっていなかったり顎が強くないため、硬い食べ物を苦手とします。

昔の子育てには、硬いものや大きい固形を大人の口のなかで細かくして、子どもに食べさるということが一般的な時代もありました。

ですが、この方法は現代では嫌がられることがとても多いのです。

なぜかというと、ほとんどの大人の身体にはピロリ菌が存在しています。

一度祖父母が口に入れたものを子どもに食べさせることにより、ピロリ菌が感染してしまうのが嫌という意見や、虫歯菌がうつってしまうなどという意見もあります。

しかし「口移しはやめて!」と言って「汚いと思ってる」と勘違いされたくないのが理由で、なかなか言い出せない親がいるのが現実です。

お菓子を与えすぎる・勝手にあげる

子どもはお菓子が大好物です。かわいい孫が喜ぶ姿をみるのは、祖父母にとって嬉しいものです。そのため、ついつい孫にお菓子をたくさん与えてしまうことがあります。

ですがお菓子でお腹いっぱいになった子どもは、ご飯をちゃんと食べなくなってしまいます。

ほかにも子どもが甘いお菓子ばかり食べていると虫歯の原因になるので、甘い物を控えている家庭があります。それを勝手に祖父母が食べさせるということで悩んでいるママもいます。

孫を叱らない

孫は可愛いもので、祖父母は孫に嫌われたくないものです。故に甘やかしすぎて孫がなにか悪いことをしても叱らない祖父母がいます。

ですが本当に悪いことをしたときは、しっかり叱る必要があります。

祖父母は孫の実の親ではありませんが、「善悪をわからせるためにもしっかり叱って欲しい」という思いがママにはあるようです。

孫育てについて祖父母の悩み

孫と犬の散歩
ママ目線の悩みをまとめましたが、祖父母目線の悩みもたくさんあります。

ママと祖父母は世代も違いますし、昔と現代では育児に関しての考え方も大きく変わっています。子育ての方法も昔とは違い戸惑う祖父母も多いのです。

そんな孫育ての悩みを祖父母目線でまとめました。

どこまで口を出したら良いのか悩む

日頃孫育てしている祖父母は、孫と関わる時間も長いものです。

孫について目につく点が多いと口出しをしたくなりますが、本来であれば子育ては親がするもの。一体どこまで口を出して良いのか悩む祖父母が多いようです。

祖父母があまり口を出しすぎてしまうと、親と祖父母の間に亀裂が生じることもあります。ですので、言いたいことも言えないまま悩む祖父母が多いようです。

孫の面倒を見ている時の出費を払ってくれない

祖父母は年金生活をしている人が多く、裕福な人ばかりではありません。

ですが孫育てをしているとお菓子を買ったり、どこか遊びに連れていったりなど、何かと小さな出費は付き物です。

だからと言って、孫にかかるお金をわざわざ請求もしにくいですし、気を利かして払うママも少ないのです。

体力が持たない

孫の面倒を見る・孫と遊ぶということはとても体力を使います。

私達の親世代ですら、子どもと1日関わるだけでも疲れてしまいます。それを高齢の祖父母がするともなると、大きな負担になるということは間違いありません。

疲れてしまう事から、体調を悪くしてしまう人もいるのです。

孫育てのストレスで、育児ノイローゼに

祖父母は子育ての先輩です。ですが、そんな先輩でも孫育てに関しては我が子ではないので気を使うこともあります。

孫育てによりストレスが溜まることがあり、そのことから育児ノイローゼになってしまう祖父母もいます。最悪な場合、孫を虐待してしまうというケースがあります。

孫育ての悩みは、何も孫育て特有の悩みだけではなく、子育てと同じ悩みもあるのです。

それぞれの悩みを解決させる方法

指のびっくりしている顔
子育てについての考えは人それぞれで違います。そのことを話合わない限り悩みはずっと残り続けてしまいます。

先程ママ目線、祖父母目線のよくある悩みを書きましたが、これらを解決するにはどうすれば良いのでしょうか?

それはママと祖父母がしっかり話合うしかありません。

ママからすれば、子どもをお願いをしている立場なのできつく言うのは間違いです。

言い方によっては気分を害してしまい、今後、子どもの面倒をお願いしにくくなるような自体になることも…。

そのようなことを避けるためにも、言い方に気をつけて話し合ってみてください。

ママの「こうしてほしい」「これはしないでほしい」をしっかり伝えることでお互い嫌な思いをすることがなくなり、トラブルも発生しにくくなりにくくなります。

そして、ママの育児に対する希望がわかっていると、祖父母も孫と接しやすくなりますよ。

祖父母側も、言えない悩みや不満があるかもしれませんので、ママ側から聞いてみるようにしましょう。

祖父母が孫バテする原因

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孫と関わることを嬉しく思っている半面、帰ってくれると嬉しいという意見が多いのも事実です。

実際、シニア向け旅行関連会社「ゆこゆこ」が調査した結果、孫の面倒を見る祖父母の8割以上が「孫は来てくれると嬉しい、帰っても嬉しい」と答えています。

孫についてのアンケート結果
画像参照:シニアの孫育てに関する調査

これは孫育てが大変な証拠。

確かにおむつを変えたり、ミルクをあげたり、だっこしたりと高齢の祖父母からすれば、とても体力を使います。

他にも、孫の親に不満を感じている祖父母もいます。つまり、子どもを預ける我が子に対しての不満ですね。

その原因としては、「子どもの面倒をみてもらっているにも関わらず感謝の気持が感じられない」ということが大いにあるようです。

このように孫育てにストレスを感じ、疲れてしまうことを「孫バテ」といいます。

孫バテしている祖父母との関わり方

英語でありがとうとかいてる紙
子育てを祖父母にまかせっきりになっていてませんか?そして、それを当たり前と感じてはいませんか?

祖父母が孫の面倒をみてくれるということは、決して当たり前のことではありません。なぜなら子どもの面倒は親が見るということが当たり前だからです。

ですが現在では共働きのところも多く、祖父母に頼ってしまっている家庭が多いのが現状です。

ついつい忙しいママが忘れてしまいがちな、祖父母への関わり方について考えてみましょう。

何もかも祖父母に任せてはいけない

子どもは幼さなければ幼いほど、育児は大変です。そんな育児を祖父母に任せっきりになっていませんか?

ママは仕事から疲れて帰ってきても家事があり大変です。ですが、親が子どもに出来ることは親がしなければなりません。

あくまでも祖父母は「子育てを手伝ってくれている」ということを忘れないようにしましょう。

孫バテする祖父母へ気遣いを

祖父母の多くは足や腰が弱まっていたり、判断力が低下していることが多く、体力的にも厳しいことが多くあります。

孫育ては結構な体力を使うので、孫バテしてしまう祖父母は少なくありません。元気に見えていても高齢ですので、すぐ疲れてしまうものなのです。

ですのでそんな祖父母をねぎらい、たまに肩を揉んであげたり親孝行をすることで、祖父母の気持は楽になるものです。

日頃の感謝を伝える

先程お話したように、孫バテしている祖父母には「感謝の気持ちが感じられない」という不満がある人がいます。

実際のところ、祖父母に対して感謝の気持を伝えていないママが多いことが原因です。

改めて感謝の気持を伝えるのは、少し恥ずかしいものがありますが「いつもありがとう。」という言葉があるだけでも祖父母は嬉しいものです。祖父母にお菓子などの手土産を渡すのも良いでしょう。

祖父母とは良好な関係を築くためにも、日頃からちゃんと感謝の気持を伝えてください。

孫育てに対する支援

資料をみる祖父母
祖父母も子育て経験者ですが、時代が変わり子育ての方法も大きく変わっています。そんな孫育てを頑張っている祖父母に対する支援も広がっています。

祖父母手帳というものが全国に広がっており、孫育てをしていく中で、色々な知識を祖父母に知ってもらうことができます。

祖父母手帳には孫育ての相談窓口や、孫育てに役立つ情報などが載っています。このような手帳を祖父母に渡してみるのも良いですね。

【祖父母手帳一覧】
孫育て・ニッポン

一部の地域で無料配布されている祖父母手帳ですが、大阪や東京、北海道など、他の地域の人も、ホームページから無料でダウンロードが可能となっていますので参考にしてみてください。

孫バテは孫ブルーとも言われています

孫ブルーという言葉を耳にしたことはありませんか?

孫ブルーとは「マタニティーブルー」と同じような気持ちの変化が、祖父母側にも起こることです。

孫が誕生したことによる「不安」「憂鬱感」を「孫ブルー」と言います。

孫バテと同じで、孫の面倒を見ることを不安に感じたり、憂鬱を感じたりすることを指します。

「孫ブルーにサヨナラ」と言うキャッチコピーで『子や孫にしばられない生き方』という書籍も販売されているほどです。

気になった方は書籍を参考にすると良いでしょう。

まとめ

孫と農作業
共働きやシングルマザーの人にとって、子育てを代わりにしてくれる祖父母の存在はとてもありがたいものです。

祖父母にとって孫は可愛いものですが、子育て方法は昔とは違う上に高齢ということもあり、体力的・精神的にも大きな負担があります。

そのことにより、孫バテしている祖父母が多いのも事実です。ですので祖父母が孫バテせずに孫育てができるよう、子どものことをまかせっきりにすることはやめましょう。

そして祖父母をねぎらうことを忘れず、感謝の気持を日頃から伝えていくようにしましょう。


子育てに口出しをしてくる姑がウザいときの対応方法はこちら

3歳児神話という言葉を聞いたことがありますか?3歳児神話は嘘です。

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ママライターR

ママライターR

子育てペディア編集長のRと申します。小学3年生の息子と小学6年生の娘を持つ2児の母(34歳)です。私の子育て方針は「のびのび」です♪子供の自我を抑え込み過ぎず、心の広い寛大な子供に育つよう心がけています。

コメント

  1. まるちーず より:

    喜んで面倒を見てくれていると、ついつい当たり前のようになってしまうんですよね…。
    ゴールデンウイークに旅行でもプレゼントしようと思います。

    1. ママライターR ママライターR より:

      まるちーず様
      コメントありがとうございます。
      ついつい親には甘えてしまい、ありがたみを忘れてしまいがちになってしまいますよね。
      旅行のプレゼント喜んでもらえると思います(*^^*)

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