3歳児神話は嘘、その理由を話します。
子供は3歳までは保育園に預けず、母親の手で育てるべきだという考えをよく耳にしませんか?
もしかするとこのブログをご覧の方の中にも、「我が子は3歳まではなんとしてでも自分の手元で育てたい!」と思っている方もいるかもしれません。
このように多くの人がこの「3歳児神話」に縛られています。合理的な根拠が無く、さらには否定するデータがあるにも関わらず未だに信用している人がいます。
はっきり言いますが、3歳児神話は嘘です。このページではその理由を書いていきます。
このページの目次
3歳児神話って?
3歳児神話という言葉を聞いたことが無い人もいるのではないでしょうか?
ですので3歳児神話が嘘である理由を記載する前に、まずは3歳児神話とは一体何か?を記載します。
3歳児神話とは、3つの意味があります。
- 子供の成長は3歳までが重要であるという考え方
- 3歳までは母親が育てるべきと言う考え方
- 3歳までは母親が育てないと子供の成長に悪い影響を及ぼすと言う考え方
3歳児神話とは一概に言うものの、上記のような3つの意味があるのです。
一つ目の「子供の成長は3歳までが重要であるという考え方」。これは素直に理解出来ます。おそらくここを否定する人はあまりいないでしょう。
二つ目の「3歳までは母親が育てるべきと言う考え方」は本当とも言えるし嘘とも言えます。
昨今の子育ては、母親だけが行うものではないと言う認識ですので、その面では嘘と言えなくもないです。
もう少し具体的に「なぜ母親が育てるべきか?」と言うとそれが三つ目の理由となります。
3歳児神話で嘘と言えるのは、この三つ目の「3歳までは母親が育てないと子供に悪い影響を及ぼすと言う考え方」です。
3歳児神話が嘘と言える理由
それではなぜ3歳児神話「3歳までは母親が育てないと子供に悪い影響を及ぼすと言う考え方」が嘘といえるのでしょうか?
それは3歳児神話に根拠は無いというデータが、たくさん報告されているからです。
アメリカで行われた大規模調査
まずアメリカが実施した、全国縦断調査があります。この調査について日本赤ちゃん学会が非常にわかりやすく解説していますので引用します。
下記の引用は
「発達初期における母親の就労は本当に子供の問題行動の発達を促進してしまうのだろうか?」
と言う問いに対する回答です。
ちょうど2年前の1999年、アメリカのナショナル・ロンディツードゥナルサーベー・オブ・ユース(National Longitudinal Survey of Youth)という非常に大きな国家規模の子どもの縦断的な研究グループから、子どもが乳児期の母親の早期就労復帰は子どもの問題行動の発達に影響するかを検討した論文が発表されて、アメリカのマスコミを中心に大きな話題を呼びました。それを少しご紹介したいと思います。
~中略~
エリザベス・ハーヴェイの論文ですが、ハーヴェイたちの研究でもやはり0、1、2、3歳未満の乳児を持つ母親の就労復帰というところをラインに検討しておりましたので、アメリカにも3歳児神話があるのかもしれないと、この論文を見て思ったのですが、そういう早期の就労復帰は、子どもが12歳にいたるまでの結果ですが、後の子どもの問題行動の発達には何ら関係しないということが検証されています。
3歳児神話を検証するII~育児の現場から~
アメリカが国家プロジェクトとして、非常に多いサンプルを元に抽出したデータですので、信用出来る調査です。
アメリカの統計学者による統計データ
さらにアメリカの統計学・教育学者であるGottfried,A.Eという方も3歳児神話に根拠は無いと言っています。
仮に母親が働いていても、
①働く意義を母親自身が自覚し
②家族の理解と協力がある
③日中の保育環境が優れている
④職場環境が家庭と仕事の両立支援を行っている
3歳児神話
上記の場合であれば、子供の面倒を見ている人が母親でなくとも、健全に成長するとGottfried,A.Eは言っています。
厚生労働省による追跡調査
3歳児神話を否定するデータはアメリカ発のデータが多いようですが、我が日本でも厚生労働省の調査により報告されています。
厚生労働省は認可保育園80箇所、約3,000人の園児とその親を5年間追跡調査しました。その調査結果として発表された白書が下記です(3歳児神話の箇所のみ抜粋)。
三歳児神話(子どもは三歳までは、常時家庭において母親の手で育てないと、子どものその後の成長に悪影響を及ぼす)には、少なくとも合理的な根拠は認められない。
自立した個人の生き方を尊重し、お互いを支え合える家族
このように国は平成10年の時点で、3歳児神話に明確な根拠はないと発表しているのです。しかし以前として、3歳児神話を信じる日本人が多いのは困り物です。
3歳児神話よりもっと大切なこと
これだけのデータが揃っているのであれば、3歳児神話ははっきり「嘘」と断定できるでしょう。
しかし3歳までの育児が、子供の成長に強く影響することは事実です。
その3歳までの育児で「親」が「ある条件下」にある場合、子供の成長に「悪影響」があることが判明しています。
これは、3歳児神話みたいな嘘ではありません。
子供に近い人の精神状態
そのある条件下とは、「不健康な精神状態」です。
親または子供に近い人の精神状態が不健康である場合、子供の成長に悪影響をおよぼすことが判明しています。
不健康な精神状態とは
- ストレスが溜まっている
- 常にイライラしている
- 精神疾患に罹患している
アイルランドで行われた子供11,000人の調査によると、ストレスがたまっている親の子供は、神経質になりやすいというデータが報告されています。
また親が常にイライラしている家庭の子供は、一般的な家庭の子供に比べて成長が遅く幼くなるとのデータもあります。
精神疾患に羅患している親を持つ子供は、病気を自分のせいにしたり精神的に不安定になったりします。
ですので3歳児神話などを信じて無理な子育てを行ってしまうと、その結果不健康な精神状態になってしまい、子供の成長に悪影響を及ぼすことになります。
さらに不健康な精神状態のまま子育てを続けると、虐待に繋がる可能性は否定出来ません。
親が健康的に生きる
ですので子育てで重要なことは、親が健康的に生きることです。
子育てを自分で出来る環境にある場合は自分で子育てをすれば良いですし、その環境に無ければ保育園に預けてしまって何の問題もありません。
親が家庭以外でも活躍の場がある場合、子供にも向上心の上昇など良い影響があるという報告がされているぐらいです。
ちなみに先程引用した、平成10年に報告された厚生労働省の白書には
子育てについての過剰な期待や責任から、母親を解放していくことが望まれる。そうすることが、結果的には、母親が心にゆとりをもって豊かな愛情で子育てに接することにつながり、よりよい母子関係が築かれることにつながると考えられる。
自立した個人の生き方を尊重し、お互いを支え合える家族
何度も言いますが、平成10年の時点で上記のことを国が報告しているのに、多くの人の耳には届いていないのが現実です。
まとめ
3歳児神話が嘘と言える理由は、3歳児神話を否定するデータがたくさんあるからです。
これだけ3歳児神話を否定するデータが揃っているにも関わらず、未だに3歳までは母親が育てるべきという人がいます。
精神や家計に負担をかけてでも「3歳までは…」と無理をした子育てに意味はありません。むしろ悪影響と言えるでしょう。
3歳児神話の最も厄介なこと。それは3歳児神話を信じている人が、悩んでる親をさらに苦しめることです。そんな人には、勇気を持って「3歳児神話は嘘!」と言い切りましょう。
お母さんが忙しいなら祖父母がに育て任せましょう!その名も孫育てです。
私はブログで【3歳児神話の肯定論と体の健康を考える】
を書いていてこの文書は私のブログに掲載された論文の一部です。
2019-01-05
母の愛情の大切さ
3才までに母親が子育てに専念すべきだと言う3才神話の母親に着眼して書いてみます。西洋の人たちが男性も育児をするのを見ていて、あるいは男女共同参画社会の大義名分を掲げたので男性も育児をしなさいと言う意見が出たと考えられます。
男女共同参画社会に一言いいたいのは良い子を育てる意味の男女共同なら賛成ですけど今のように子供を犠牲にして経済に走るのは問題です。
話をもとに戻して言いますと乳児とお母さんの関係をよく考えると男は育児の主役を行っていけない14の理由があるのですが、理由の1つは女性のおしゃべりの話は私は50何年も前に私の知り合いの年配保母さんから女性のおしゃべりは良い子を育てる条件で,だから母親が子育てしなければならないよと言われ当時私は若かったのでその話はピン―と来ませんでしたけど,今は納得しておりそれでそのような視点考えた結果14の理由を考えたのです。この事は後日母性神話論として書きます。
つまり母親でないと良い子を育てる条件は厳しく、この事は男性は女性に勝てません赤ちゃんにとって私だけのお母さんの独占欲ここが特に重要で、
そもそもなぜお母さんでなければならない理由は生まれてすぐの赤ちゃんはお母さんの声しか反応しないと、ある論文に書いてあるのです。
ここから先は私の仮説ですが赤ちゃんは目よりも耳の発達が早くお母さんの行動を耳で聞いていてお母さんの情報を気にしているのです。
その理由はお母さんしか母乳が出ないので、従って他の人の声に反応しても意味がないので本能的にそう言う作りになっていると思います。つまりお母さんの声が大切なのです。
赤ちゃんにとってお母さんがいなければ、死を意味しますから何が何でもお母さんと一緒でなければ不安に感じて将来良い子に育たない可能性があると思います。
よく3才児神話否定論者に3才児神話は明確な合理的根拠はないと言いますが、昔の日本社会のようにミルクがなければ誰が育てるかおのずと結論が出ます。なおこの赤チャンの本能的
な不安を解消するかしないかでその後の人生が大きく違ってきます。
例えばシンクロの井村監督が中国から帰って日本の監督に再度就任した時、選手の心が弱くなっているのにビックリしたそうです。これは乳幼児の母子の愛着感が少ないのでそう言う現象になるのです。
西洋では女性の手は神の手と言って育児の時に重要な役割を果たすのです。そこで男性の手と女性の手の違いは、女性の手の方が手の平が温かいのです。
ではなぜ温かい方が良いかと言うと赤チャンは抱かれた時は安心するし寝る時なども暖かいとすぐ眠りに付くのです。(体温が高くならないとなかなか眠りに付かない)布団に寝かせるとすぐ目覚めるのは暖かさが無いのです。昔から女性に寿司職人に向かないのはそう言う理由なのです。」
次に愛情不足に育てばどう言う問題点が発生するかと思うと、私の考えでは5つ程あり
1番困るのは,次の時代の子が良い子が育たない可能性が高いので、負の連鎖になる可能性が予想されます。
今幼児虐待が増えているのもここに原因の。1の理由があるのです。
なおネットで3才神話を調べていると時々愛情をかけるのは量よりも質と書いてありますが量も質も大切なのです。
いつの頃か忘れましたけど,テレビの番組でオーストラリアでコアラが怪我したり、何らかの理由で保護が必要になったコアラを、50代位のお母さんが世話をするのですがコアラは夜行性動物なので、夜中に何回も起きて世話をしていたのですが、
最後に出てきた言葉が私は印象的だったのですが、それは私は今天国にいる位幸せだわと言うのです。
もし今の日本人にそのような事をすればストレスが溜まってノイローゼになると言われそうです。ここの差は乳幼児にお母さんから愛情を一杯もらったか、もらってないかの差がそのような言葉になったと考えます。
厚生省はいつの日か忘れましたけど子犬の販売方法を変えたのです。生まれたなりの子犬を販売すると大きくなった時、問題行動を起こす犬が出たので、ある程度親と一緒に生活していない子犬は販売禁止にしました。ドイツでは業界のルールで生後80日までは親兄弟と引き離しての子犬の販売は禁止で
、ここに厚生省との矛盾を感じます。つまり犬の愛情の大切を理解したのですが、人は0才から預かて問題ないと言う事です。
参考までに犬の1年は人間の8年と聞いていてその計算で人間に当てはまると約2年となりますが私は古の教えので3年間は親から離してはダメだと考えています。
この事ももう少し細かく言うと男の子は精神年齢が遅れていますから、例えば男の人は不登校、自殺者などは女の人よりも多い従ってもう少し後の4才あるいは5才位でもよいのではと考えます。
大日向雅美先生の三才児神話の否定論への反論
大日向先生は三才児神話は3つの柱から構成されていますと主張しています。
1つ目の柱の三才までの大切なのは大日向先生も否定していません。
2つ目の柱はお母さんだけでなく何人かの人が交代で見ても問題がありません。 これに対する反論
子供の一番の欲求は私だけのお母さんの独占欲なのです。ここをしつかり満たさないと将来心の弱い子になる可能性があります。七転び八起き出来る出来ないここで決まると言っても過言ではありません。
3つ目は専業主婦で育った子と保育園で育った子とそんなに差はない。 これに対する反論
私は保育園制度を作った事によって日本社会が悪くなったと考えています。その例として全国の附属と言われる小学校,中学校はレベルが高いのですそれは3才まで親元で育っていて幼稚園に入園させた子がそのまま小学、中学生として構成されているからです。
保育園卒園の子の小学校、中学校は問題児も多く学校の先生も頭が痛いと思います。
ここで再度昭和40年頃と比較してどこが
悪くなったのをもう一度書いて見ますと、
サイレントベビー、幼児虐待、小1チルドレン、いじめ問題、不登校、ニ-ト、給食費、保育費の未払い問題、多くの離婚,街の落書き、放火、荒れる成人式、育児ノイローゼ、ウッ病などの精神疾患なのでこの事は当時はほとんどいない時代でした、私の考えでは
3才までの在り方が間違ったのでこのような結果になったのです。
人間行動の80%は3才で決まるのです。
[私の論文に対してのコメントの一部]
おっしゃる通り昔と違って今は3人に1人が愛着障害だといわれているのです。
子供を産む前に親自身がしっかりと愛着について学んでから子育てしないと本当に危険だなって思います。
私も国も保育園増やすより、そういう教育に力を注いでくれればいいのに- -と思ってしまいます。
本当に将来が心配です。- – -。・°°・(>_<)・°°・。
昔は子育ては天性とかこんなに楽しい事
どうし人に任せなければいけないのと言う
お母さんが沢山いたのです。
今は愛着障害のお母さんが沢山います。
このような人間を作り出さない為に自分が
加害者にならないで欲しいと思います。
私の先日投稿した文書はコメントに掲載されなかったみたいですね、私の文書は保育園支持派の人のブログなどには投稿しても掲載されないので予定どうりかなと思います。この事は国民の多くは幼児期の知識が乏しいのである程度しかたがないかなあと思います。しかし編集者も同じレベルるでは困るので色々と勉強し何故そうなるか自分なりに読みを入れて欲しいと思います。一つ宿題として保育園の子供たちは昼寝が嫌がているので、何故嫌がる理由を考えて下さい。この事はいつか私のブログに書く予定です。下記のサルの文書は話のタネとして投稿しました最初はこの文書を投稿する予定だったのですが、ほかで掲載されたので違う文書を投稿したと思います
いつかこのサルの論文を私のブログに掲載する予定です。
サルの動物実験である意味で三才児神話科学的証明
この文書は平成15年位のある脳学者の論文です。サルの実験で生まれてすぐ子ザルを母ザルと離して育てた実験では、その子ザルの脳が正常に育っていなかったと言う報告があるのです。以下はサルの社会的隔離実験の論文です。社会的隔離実験とはサルを生まれた直後に母親と群れから隔離して人工保育をする実験です。ただし隔離期間は1年から2年でその後には群れに戻します。
そのような短期間の社会的隔離だけで大きな症状が現れそれが生涯にわたって続くことが分かっています。その症状にはいろいろありますが特に目立つのは衝動的で激しい攻撃行動ですぐキレるわけです。かと思えばあたかも引きこもりのようになり、ケージの片隅にじっとしていることもあります。檻の中の熊のようにぐるぐる回るような同じ行動の繰り返しも目立ちます。こうしたサルは群れに戻しても社会にほとんど適応できません。いじめられたり攻撃される頻度も多くついに群れから追い出されたりもします。この「群れ社会不適応」は生涯にわたって続き、大人になっても適切な配偶行動をすることも出来ません。サルもHQ(ハイパー知性 人間性や社会性を作る脳)をそれなりに持っているので幼児期での社会的隔離でHQの発達が大きく障害されてしまう訳です。
さらに驚くべき事がありそう言うサルが死んだ後の脳を調べるとドーパミンやセロトニントいった脳内ホルモンを分泌するニューロンが激減していたのです。
ドーパミンは思考力ややる気をつかさどる需要な脳内ホルモンでまたセロトニンは愛情や幸福感をもたらす物質です。セロトニンが不足した場合うつ的症状や引きこもり症状が出てきます。またセロトニンが不足している母親は母性愛が弱く、子供を邪険にして満足な子育てをしません。このような大切な脳内ホルモンが生後一時期の社会的隔離で生涯にわたって大きく減少してしまう訳です。それだけではありませんHQを担う前頭連合野をはじめてとして、感情や社会行動をあるいは性行動などに関係する脳領域も活動が異常だったり小さくなったりしている事もわかりました。たとえば感情を豊かにする上でとても重要な偏桃体が萎縮しているのです。
つまり早くから預けると、人間も正常な脳構造に育たないのではないかと思われ、脳の視点から見ても不登校、幼児虐待、愛着障害、
結婚しない若者など今の日本社会そのものではないかと考えます。
保育園の昼寝は不登校の原因の1つ
保育園は問題点が4っありましてその中の1つが昼から行う昼寝です。参考までに基本的に幼稚園は昼寝はありません。この違いも大きく私は、昼寝は問題ありと考えています。 私は保育園卒園の子達、あるいはその母親たちに保育園で嫌なことはなかったですかと質問した時の答えですが、何で眠くもないのに寝なければならないとか寝たふりしていたとか、子供のお母さんからもうちの子も昼寝が嫌いだと言っていたと言う答えが数多く返ってくるのです。幼児期と眠りについて考えた場合、0~2才位までは眠くなって来るとグズルのです。この行為は「お母さん」「お母さん」今から私は寝ますからしっかり見守って下さいと本能的にシグナルを送っているのです。そこでお母さんは抱っこしたりおんぶしたりして、子供にぬくもりを伝え子供の体温を高くして(体温が高くならないと眠りに陥りません)寝やすい状態を作り子供が安心して眠りにつくのです。3~5才位の子供はグヅリませんし、抱っこも、おんぶもいりませんが、「お母さんここにいて」とか「お母さん一緒に寝よう」と言って安心感を求め安心して眠るのです。
私はこの保育園の昼寝問題も不登校の原因の1つになっているのではないかと思われます。小さな子供にとって嫌な事をされれば将来は積極的に前に出る力が弱くなるのは事実です。私の調べでは6~7割方は昼寝を嫌がっていますけど、残りの人は昼寝は嫌がっていません。保育園卒園の子と幼稚園卒園の子の不登校の割合を調べると圧倒的に保育園卒園の子が多いと思われます。ただし幼稚園卒園の子でも未満児保育園から幼稚園へ入園した子は不登校の確立は高いと思います。本当はここの部分を調査をして発表すると日本の不幸は1つ減ると思いますが、社会が混乱するので分かっていてもやらないと思います。
昼寝する頃は確かに疲れて子供の昼寝は必要なのです。ベトナムではその頃一度家に帰して家でお昼寝をして再び登園すると聞いていますので、多分ベトナムの子供も昼寝が嫌いなのでそうしていると思います。 では何故幼児が昼寝を嫌がるのか、それは夜泣きは何故するかと言う理由が解れば納得すると思います。
赤チャンはそもそもいつの時代生まれたか、生まれた場所が安全かどうか分からないのです。太古の昔は洞窟で生活していたと考えられ、そうすると夜小動物が出て来て赤チャンを襲ったと考えられます。それでは赤チャンとしては困るので自分の身を守る為に、お母さんに寝てもらったら困るので夜泣きをするのです。俗に明け六つなると夜泣きが止むのは小動物が帰る頃なのです。
戦前社会をよく知っている年配の人に乳児とネズミの関係を聞いた時戦前の家は機密性がないので、時々乳児はネズミに殺されたと聞いています。
夜泣きは不思議と女の子が多いのです。何故、女の子が多いのかは将来自分も子育てする時、夜泣きする子を抱っこが出来るように、やらさせているのではないかと思います。この事は男性が育児の主役を行ってはいけない理由の1つで、男は夜泣きしている赤チャンを長いときで3時間位抱っこしているのは難しいと思います。 3~5才児の子は抱っこもおんぶもいりませんが、
寝る時は本能的に動物などに襲われるので危ないと思い、
そこでお母さんにここにいてと言って安心を求めて眠ることが出来るので、この安心感が大切なのです。
保育園では保育士1人に子供は10人~20人程ですから信頼関係が薄くどうしても情緒不安を覚え寂しい思いをし、将来は積極的に前に出る力は弱くなります。
私の論文に対してのコメントの一部
早々にお手紙ばかりか、保育に関する貴重な文章を送り頂きまして誠にありがとうございました。
にも拘らず、年始年末は各行事や第4回出版本編集など多忙に追われ、お返事が誠に遅れましたことを、まずはお詫び申し上げます。
それにつきましても、さすが幼稚園PTA連絡協議会会長さんであっただけに、保育に関してその深い洞察力や様々な保育にまつわる不合理、つまり子供の心身の成長にそぐわない,ややもするとマイナス要因になっているその理由を、整然とした理論で解かれているお話には、眼の前のうろこが落ちたような気持で拝見させて頂きました。
特に3歳までの子供に対する愛情の大切さや、保育所と幼稚園の違いが生じる子供への影響の大きさには、これまで誰も語られなかったもんだいだけに、改めてその深刻さを知ることが出来たように思っております。
また午睡が及ぼす、子供へのストレスと言いましょうか、当会でもこれまで寄せられた多くの証言からも、何かしらの害はあっても、子供にとって利のないことが、お話からその理由が更に明らかになった気持ちが致しました。
それ以外にも保育に関して、様々なご指摘がありましたが、そのすべてに納得が行く思いで拝見させて頂きました。
幼児虐待保育研究会
代表 中村 季代