我が子を不良にしない教育方法6選
「我が子を不良にしたくない」という親は多いのではないでしょうか?当然私も、我が子には不良になってほしくありません。
少年少女が加害者また被害者になる事件の多くは、不良の少年少女が関係していることが多いのは事実でしょう。と言うことは我が子を守るためにも、不良にさせてはいけないのです。
不良になるか否かは親の教育次第と言う面が少なからずあります。(と言うか親の教育がもっとも重要かと思います)
ですので、今回は我が子を不良にしない教育方法を6つピックアップいたしました。
子どもに関心を寄せる
子どもが不良になってしまう大きな原因は、親の無関心です。ですので、我が子に関心を寄せましょう。
一夜にして子どもが、良い子から不良になってしまうことはありません。
不良になる段階で子どもはシグナルを発しています。
そのシグナルに気がつくためには、日頃から子どもに感心を寄せておくことが重要です。
例えば、今まで仲良くしていた友達の話をあまりしなくなり、話に出る友だちの名前が変わった時は友達関係に変化が生じてきていることがわかります。
他にも門限を少し破ったときに無関心で放置をすると、どんどんと子どもは門限を破ることになり、そのうち家に帰らない日が出てくるでしょう。これもシグナルです。
このシグナルに気がつくことが出来るか否かが、我が子を不良にさせない上で重要です。
最近はスマートフォンが発達し、あまり言葉で話をしないでも意思疎通をはかることが出来るようになりました。
しかし、子どもの出すシグナルに気がつく最大の方法は、「言葉での会話」だということを認識しておきましょう。
過保護にならない
無関心にならないとは言うものの、
逆に関心を寄せすぎて過保護になってしまうのも問題です。
過保護になるとあまり良いことはありません。子どもが親の過保護に反発をし不良になるか、過保護に甘え自分で決定できない性格になってしまうかです。
あまりに子どもを愛しすぎて過保護になってしまうと、子どもは自分主体の考えになります。日頃からいたれりつくせりなのですから、当然ですね。
過保護の親のもとで育った子どもは、自分主体の考えが強すぎて他の子をいじめる可能性が高くなります。また、大人になるとモラハラやDVの加害者になることも多いと言われます。
過保護は、こどもが不快感を示す事に過度に同情し避けさせたり、子供が望むことを好き放題させた結果、自信や自己愛が肥大し過ぎて他者を尊重しない身勝手な人間に育ち、イジメを行ったり欲望を抑えられない為に不良行為に手を染めるケースや独立して家庭を持っても妻子にモラルハラスメント、ドメスティックバイオレンスなどを行い、却って本人の為にならない結果となる事が多い。
過保護-wikipedia
Wikipediaにもこのようなことが書かれているのです。
子供のことを心配するあまり、子どもが望んでいないことまで色々と手を出したり口を出したりしてはいけません。子どもを手助けするときは子どもが助けを求めた時のみで構いません。
怒りすぎない
怒ることは不良にさせないための重要な教育方法といえますが、怒り過ぎは逆効果となります。
特に、どうでもいいことで日頃からイライラと怒っている親の子は不良になる可能性が高いと言えます。
子どもは怒られる過ぎると、反発心から不良になるかもしくは自我のない子になるかのどちらかです。
怒りすぎると小さな頃から家出を繰り返す場合もあります。家出は不良への道のりの第一歩となります。絶対に避けましょう。
ちなみに、「怒る」と「叱る」の違いはご存知でしょうか?
「怒る」とは、自分がイライラするから怒る、ストレスが溜まるから怒る、と自分主体の考え方です。
「叱る」とは、子どもがよくないことをするから叱る、部下がさぼるから叱る、と相手主体の考え方です。
子育てて重要なのは「怒る」ことではなく「叱る」ことです。自分のために怒るのか、子どものために叱るのかよくよく考えましょう。
毎日家族で揃う時間を作る
毎日決まった時間に家族で揃うことは教育上とても重要です。それは夜ご飯のときでもかまいませんし、朝に父親が出勤する前でも構いません。
毎日が難しければ、週末だけでも構いません。ただし「決まった曜日」と「決まった時間」にすることは必須です。
決められていないと家族全員が揃わない日が出てきます。
「家族でコミュニケーションが良く取れている家族の子どもが不良になりにくい」と言われています。
日々合ったことを報告したり、今考えていることを共有したりすることで、家族間で信頼関係が生まれます。そうなると子どもが不良の道へと行く可能性はグッと減るでしょう。
さらに、子育ては何も母親だけが行うものではありません、父親も子育てに参加するべきです。そういった意味でも家族全員で揃う時間帯を作ることは重要です。
勉強を教える
不良になる原因の一つに「勉強についていけなくなった」と言う理由があります。
勉強についていけないと周りの友だちに置いていかれることになり、付き合う友だちは勉強ができない子ばかりになります。
一概には言いませんが、勉強が出来る子と勉強が出来ない子であれば、不良になりやすいのは勉強が出来ない子でしょう。
ですので、我が子が勉強で遅れを取らないように、親が子どもに勉強を教えてあげるのは、不良にさせない有効な方法なのです。
塾に行かせたり、家庭教師をつけたりすれば勉強してくれるのではないかと思いますが、塾に入れたりするだけではなかなか勉強をしません。
やはり最も効果的なのは、親が直接子どもに勉強を教えることです。そのためには親も日頃から子どもが何を勉強しているか知っておく必要がありますね。
友達関係に気をつける
教育方法とは少し違うかもしれませんが、子どもの友達関係に気をつけることは、子どもを不良にさせない上で非常に重要です。
はっきり言いますが、子どもが不良になる原因の99%は周りの環境です。それは家庭環境もあれば友人環境もあります。
さらにはっきり言いますが、不良の子と付き合うから自分の子どもも不良になるのです。ですので、友人関係は重要なのです。
「類は友を呼ぶ」と言う言葉をご存知でしょうか。ようは似たような人同士が集まる、と言うことです。
極端な話をしますが、野球選手であるイチローの友だちとあなたの友だちで、野球が上手い人はどちらに多いでしょうか?
当たり前ですが、イチローの友だちですよね。野球が上手い人の周りには野球が上手い人が集まるのです。
と言うことは、我が子が不良になってしまうと言うことは、周りに不良が多いからです。類は友を呼ぶのです。ですので友だちは選ばないといけないのです。
「友だちを選ぶだなんてそんな差別的な…!」と怒る人もいるかもしれませんが、これは事実なので書いています。
教育方法とは少し違うかもしれませんが、我が子の友人関係はよくよく認識しておく必要があります。
まとめ
我が子を不良にさせない絶対的な教育方法というのはありません。しかし今回書いた教育方法を意識しておくと、不良になる可能性は極端に低くなるでしょう。
序盤の方にも書きましたが、一夜にして不良になるということはありません、不良になっていく段階というものがあります。
ですので、不良になっていく段階の早い時点で対処をするべきです。不良になってから改心させることは非常に難しいでしょう。
そして、インターネットメディアである子育てペディアだからこそ書けることですが、友だちは選びましょう。
我が子が万引きをしてしまった場合、親ができることは?
子供を天才に育てる方法があるって知ってますか?
子供が大学・高校を退学したいと言った場合はどうすればいい?
やはり友達は選んであげた方が良いですよね。
最近勉強で悩んでいるようなので、悪い友達と遊ばないように注意しておこうと思います。
maru様
コメントありがとうございます。
子供が不良になるかならないかは友達と環境が影響します。
親が子供を正しい道に導くのは必要なことですね。