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子どもを天才に育てる子育て方法のまとめ

 2016/09/16 子育て
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天才野球少年

今年はオリンピックの年でしたが、オリンピックを見ていると、自分の子どももオリンピック選手のように天才に育ってくれないかな?と小さな期待をしてしまいます。

ほとんどの人は天才ではなく、極々一部の人だけが天才として社会で活躍が出来ます。
しかし、親が最初から諦めていてはいけません。

我が子を天才に育てたいのであれば、親であるあなたが子どもを一番に信用する必要があるのです!

と言うことで、今回は子どもを天才に育てる子育て方法について記事を書きます。

子どもを天才にする子育て方法はあるの?

天才に育てる子育て方法なんてあるの?
そもそも子どもを天才に育てる子育て方法なんて言うものがあるのか否かですが、その方法はあると言えます。

と言いますのも、才能豊かで社会で活躍できている人の親には、いくつかの共通点があるからです。

その中でも最も重要なのはやはり「子ども自身が好きなこと」をさせてあげられるか否かです。

親がどれだけ野球が好きでも、子ども自身が野球を好きでなければ天才にはなれません。

小学生や中学生までは親の教育のおかげでトッププレイヤーになれることはあっても、いずれ必ず本当に野球が好きな子に負けてしまうでしょう。

他にも、天才を育てる子育て方法には共通点がいくつもあります。
このページではその天才に育てる子育ての共通点を記していきましょう。

親が最初の先生

絵本を読んであげている親
まず、子どもにとって親が最初の先生であることを理解しましょう。

コレは一体どういうことかというと、親が大したことなければ子も大したことはありません。

子どもに厳しい練習や習慣を強いるのであれば、親自身も同じレベルの練習や習慣をこなして、子どもに見せる必要があります。

ここに良い例があります。

東大生の親は管理職が多い

東大に通う子の親は管理職が多いのです。これは統計データがあります。

父親の職業をみると,管理職が42.3%と最も多くなっています。その次が専門技術・教育職です(37.3%)。この2つだけで,全体の8割近くを占めています。母親は非正規が多いようですが,専門技術・教育職,管理職,および事務職といったホワイトカラーが全体の半分を占めています。
東大生の主たる家計支持者の職業
東大生の親の職業

一般的に管理職の方は一般職の方よりも、学歴が高かったり仕事で成果を上げる人が多いでしょう。

これはデータはありませんが、親が東大生の場合と親が高卒の場合では、前者のほうが子どもが東大に入る確率は高いでしょう。

やはり東大生の親は、しっかりとした人が多いのです。

オリンピック選手の親は3割がそのスポーツ経験者

さらにスポーツにおいても似たようなことが言えるようです。
オリンピックに出場した選手の親は、その3割が同競技を経験しているとのこと。

こちらもデータがあります。

リオデジャネイロ五輪の日本代表選手約100人のうち、6割はきょうだいの影響か、親の勧めで競技を始めていたことが、選手の親を対象にした読売新聞の聞き取り調査でわかった。また、両親の7割超にその競技の経験がないことも判明した。
五輪選手の親調査

え、たった3割?と思う方もいるかもしれませんし、このニュース記事も「意外と少ない」ように書いています。

しかし世の中にはスポーツが溢れていますし、そもそもスポーツをしない人もたくさんいる中、実に3割が親子で同じスポーツをしているというのは多いと言えるでしょう。

勉強もスポーツも、子供に努力をして欲しいのであれば、まずは親が同じこと(同じレベルのこと)を実践して、子供に見せる必要があるのです。

マインドセットが重要

マインドセット
マインドセットという考えがあります。
マインドセットとは簡単に言いますと、「その個人の基本(ベース)となる考え・思想」と言えます。

日頃から一体どういうことを「考えるか」が、天才に育つか否か重要な分け目となるのです。

考え(マインド)を変える

今日考えたことのうち、何パーセントが「昨日も考えたこと」か知っていますか?

一説にはそのパーセントは95パーセントと言われています。

確かに自分が考えていることを思い出してみて、そのことを昨日も考えたかどうか思い出すと、大抵の場合昨日も考えていたことが多いように思えます。

例えば、
「晩御飯何にしようかな」と今日考えた方、
「晩御飯何にしようかな」と昨日も考えませんでしたか?

「お仕事めんどくさい…」と今日考えた方、
「お仕事めんどくさい…」と昨日も考えませんでしたか?

このように、人は毎日同じことを考えて生きているようなのです。

と言うことは、この「考え(マインド)」を良い方に変えると、毎日毎日良いことを考えるようになるのです。

逆に言うと、ネガティブなことを考えている人は、毎日毎日悪いことを考え、やる気が削がれていくのです。

ですので、子どもにはネガティブなことや否定的なことを、あまり考えないようにアドバイスしましょう。

「楽しかった」とか「明日は一体何をやろう」とかそういうポジティブな考え(マインド)を持つ必要があります。

行動が変わる

なぜ考え(マインド)を変える必要があるのかと言いますと、人は考えを元に行動を起こすからです。

子どもが勉強しないのは何故か?
子どもが練習しないのは何故か?

答えは簡単です。

勉強が嫌だ。練習が嫌だ。と考えているからです。マインドが悪い方向に行ってしまっているのです。

じゃあ、どうすれば行動を変えられるか?これも答えは簡単です。

明日は何を勉強しようか。明日は絶対成功してやる。
このようなプラスのマインドに変えていけば良いのです。

すると結果が変わる

行動が変われば結果が変わることは皆さんご存知だと思います。

人の結果はその人が一体どういう行動をしてきたかで決まるのは自然ですよね。

これは言い換えますと、
行動が変われば結果が変わるのです。

行動が変われば結果が変わるのです。

大事なことなので2回言いました。

先程書いたことを思い出して下さい。

考え(マインド)が変われば行動が変わります。

考え(マインド)が変われば行動が変わります。

これも大事なことなので2回言いました。

すなわち、
結果は考え(マインド)次第なのです。

結果は考え(マインド)次第なのです。

結果は考え(マインド)次第なのです。

最も大事なので3回言いました。

子どもが天才になるか否かは、子ども自身のマインドが全てなのです。

ですので、親御さんが子どもを天才に育てたいのであれば、日頃からプラスのことを考えるように教えてください。

「明日は何を練習しようか。」
「次こそは絶対に成功してやる。」
これを考え続けている子どもだけが天才へと成長するのです。

練習こそが成長の秘訣

練習風景
とても当たり前のことを書きますが、子どもを天才に育てる上で「練習」は重要です。

しかし、皆さんが思っている以上にこの「練習」は重要です。

バイオリンが上手い人と下手な人の差

ここで一つ面白い話をしましょう。実際に海外の大学で研究されたことのようです。

ある音楽学校のバイオリン科にいる生徒で、バイオリンが上手いグループとバイオリンが上手くないグループに分けて、一体何が違うのかを調べました。

すると一つ決定的に違ったことがあったのです。

もうおわかりかと思いますが、決定的に違ったのは練習時間でした。

バイオリンが上手いグループの生徒は、バイオリンを長く練習し、バイオリンが上手くないグループの生徒は、上手い人より練習時間が短かったのです。

これは当然バイオリンの世界以外でも同じでしょう。

プロ野球選手はアマチュア野球選手よりも長く練習し
アマチュア野球選手はプロ野球選手よりも練習時間が短い。

東大生は高卒生よりも長く勉強し
高卒生は東大生よりも勉強時間が短い。

結局は練習(勉強)にどれだけの時間を費やせるのかなのです。

確かに、練習(勉強)の質も重要です。しかしもっと重要なのが時間です。
時間をかけて練習すれば質は自然と上がるからです。

子どもを天才に育てるには、他の子よりも練習をさせる必要があります。
しかも子どもが自発的に練習するように仕向ける必要があります。

マインドセットがしっかりしていれば、子どもは自発的に練習をするでしょう。

成功体験の味を覚えさせる

子どもに自発的に練習をしてもらうには、成功体験の味を覚えさせることが重要です。

何か成功したときの達成感や周りからの激励などは一度体験すればやみつきになるものです。

ですので、子どもが何かに成功したり事前に設定していた目標を達成できた場合には、たくさん褒めてあげましょう。

以前から欲しいと言っていたものをプレゼントしてあげても良いかもしれません。

絶対にやってはいけないことは、子どもが目標を達成したにも関わらず褒めずに、次の目標を設定することです。

誰からも褒められないのであれば、子どもからすれば目標を達成する必要がなくなってしまいます。

無理強いしない

子どもが練習をし続けるためには、子ども自身が練習を楽しく思う必要があります。

ですので、親が練習を無理強いしたり、目標達成を無理強いしてはいけません。

もし子どもが練習や勉強をしないのであれば、それはマインドセットがしっかりしていないからです。

再度子どものマインドを、ポジティブなものや、チャンレジなものに変えていく必要があります。

マインドが正しい方向に変われば、無理強いをしなくても子どもは自発的に練習をするようになるでしょう。

否定的な言葉は使わない

子どもが練習をしない場合子ども自身に問題がある場合と、それ以外に問題がある場合があります。

どのような場合に、自身以外の問題が原因で練習をしなくなるかと言うと、それは周りの声です。

皆さんも一度は経験がありませんか?「周りがうるさいからやる気がなくなった」と言う経験。

親が「~~してはいけない」「今日から~~は辞めなさい」と否定的な言葉をつかいだすと、子どもはやる気が無くなります。

「勉強に力を入れるために今日からゲームは禁止」と言われて、勉強のやる気が起きる子どもはいますか?

それなら「勉強が終わったらゲームをしても良い」と言われた方が、絶対に勉強時間は増えるはずです。

親は厳しくしていくうちに、ついつい否定的な発言が増えてしまいます。
自分が否定的な発言をして子どものやる気を削いでいないか常々考えましょう。

練習を疎かにする人に天才はいない

練習を続けることが重要と書きましたが、そんなの分かってると言う親御さんも多いかもしれません。

しかし本当に練習は大事で、練習こそが天才をつくると言えるのです。

つい先日、オリンピックで金メダルを取った体操選手がこのようなことをテレビで言っていました。
(言葉をそっくりそのまま覚えていないので、名前は伏せます)

「天才で片付けないで欲しい」

周りの友達が遊んでいても、恋愛していても、彼はずっと体操の練習をし続けてきたのだと思います。
それを彼は天才だから。と片付けられたくないということですね。

同じようなことを、「天才」と呼ばれる選手の多くが言っています。
練習を積み重ねた人、そんな人が結果的に天才に見えるだけなのです。


練習の重要さはおわかりいただけましたか?

マインドセットがしっかりした上で褒める・無理強いしない・否定しないを親が徹底すれば、子どもは必ず黙々と自発的に練習をこなしてくれるでしょう。

これって迷信?天才に育てる子育て

兄弟
天才に育てる子育て方法については、迷信なのかそうではないのか判断がつかないことがあります。

しかし、統計としてデータが揃っているとあながち迷信とも言えない話もあります。

少し興味深い事例がありましたので、紹介します。

長男長女は頭が良い?

長男と長女は下の子に比べて頭が良いと言う話を聞いたことはありますか?

実はこのようなデータが有るようです。

アメリカ政府が1990年から2008年にかけて10~14歳の子どもを対象に調査した結果によれば、クラスで優秀な成績を残した子どもの33.8%が長男・長女。中間以下の成績を残した子どもにおいては、四男・四女の占める割合が最も高くなっている。
長男長女が賢いというデータ
長男・長女が優れた成績を残しやすい理由かもしれない6つの理論

この統計データはこのように書かれています。

  • クラスで一番賢い子→長男長女である率が最も高い
  • 上位の子→長男長女である率が最も高い
  • 普通の子→下の子である率が高い
  • 下位の子→一番下の子である率が最も高い
  • クラスで一番賢くない子→一番下の子である率が最も高い

こんなの迷信だ!と思ったのですが、実際に統計として出ていると事実と言えますよね。

理由は明白ではないのですが、恐らく長男長女が教育に力を入れる親が多いことが挙げられると思います。

また、才能に関する遺伝は長男長女が最も伝わりやすいという考えもあるようです。

下の子どもはスポーツが上手い?

しかし、それがスポーツになると話は違うようです。スポーツになると下の子のほうが優秀な成績を残しやすいようです。

こちらは統計と言う意味でのデータはありませんが、非常に具体的なデータがあります。

昨年末に行われたサッカー日本代表の欧州遠征。オランダ、ベルギーといった世界の強豪と互角に戦う手応えを掴んだ素晴らしい経験になりましたが、この遠征に参加したメンバーにある傾向が見られます。これだけ少子化が進んでいるにもかかわらず、代表選手たちは2人以上の兄弟または姉妹がいるのです。一人っ子には悲報ですが、この23人に限って一人っ子は一人もいませんでした。しかも、南アフリカW杯メンバーを見ても一人っ子はゼロ。これはどうやらたまたまこのときは、ということではなさそうです。これは意外な数字でしょうか? さらにこのメンバーを見ると純粋な長男もまた少ないのです。
一人っ子、長男は不利?サッカー日本代表の兄弟構成に見る成長方法

なんとサッカーの代表選手に選ばれた23人の選手で、一人っ子は0人!

そして、個人的に調べてみたところ、長男は23人のうち2人でした!(姉がいる場合は長男としてカウントしていません)

何故、スポーツ選手には長男長女が少ないのでしょうか?

これも理由は明白ではありませんが、恐らく兄や姉には負けたくないという気持ちが生まれるからだと言われています。

兄弟揃って同じスポーツをする場合、弟は兄に負けじと頑張ります。すると弟世代の中では上手い部類に属します。
兄に負けないと言うことを繰り返していくうちに世代トップになるのでしょうね。

こちらも全くの迷信であるとは言えないですよね。

子どもを天才に育てる子育て方法のまとめ

いかがでしたか?我が子を天才に育てる方法はあるとわかって頂けたかと思います。

今一度、天才に育てる子育て方法をまとめますと、下記のようになります。

    子どもがやること

  1. マインドセットをしっかりとする
  2. 練習を繰り返す
    親がやること

  1. 親もマインドセットをしっかりとする
  2. 練習を自発的に行えるよう褒める
  3. 練習を続けられるよう無理強い・否定しない

そして、迷信?事実?を信じるのであれば、勉強は長男長女・スポーツは下の子に任せましょう!


我が子を不良に「させない」教育方法というものもまとめました。

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ママライターR

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子育てペディア編集長のRと申します。小学3年生の息子と小学6年生の娘を持つ2児の母(34歳)です。私の子育て方針は「のびのび」です♪子供の自我を抑え込み過ぎず、心の広い寛大な子供に育つよう心がけています。

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