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勉強をしたがらない子供に、勉強をさせる方法まとめ

勉強イメージ

学校から帰ってくると、宿題をせず真っ先に遊びに行く子供に、頭を抱えていませんか?
勉強をするように促してもイヤイヤしたり、テレビを観ながらしたり…。

ママだってできることなら「勉強しなさい!」と何度も怒りたくないですよね。

しかし多くの子供は勉強が嫌いで、自分から進んで勉強をしません。
そこで今回は、勉強をしない子供に勉強をさせる方法を紹介します。

子供は勉強嫌いが多い

勉強する子供
子供は「勉強よりも遊ぶことが好き」な場合が多いです。
大人だって仕事よりも遊ぶことの方が好きな人は多いですよね。

友達と遊んだりゲームをしたりするのは楽しいです、勉強をすることは苦痛に感じます。

そのような子供に「勉強をしなさい!」と言っても、嫌がるのはごく普通のこと。

ですので子供に勉強させるためには、「勉強をやる気」にさせる必要があるのです。

ではどうすれば勉強に対して、子供のやる気は出るのでしょうか。

子供に勉強させる方法

勉強する子供と親
前述のとおり、子供に勉強をさせるためには、子供の「やる気」を向上させる必要があります。

そこで子供に「勉強をやる気」にさせる方法を紹介します。

一緒にスケジュールを組む

小学校の学年が上がるごとに、勉強科目は増えます。
勉強する量が増えると、子供は一体「何から」「どうすれば良い」のか混乱します。

「何から」「どうすれば良い」のかわからなくなった時は、冷静に分析をしましょう。

まずは「何の勉強をどのくらいすれば良いのか」を、考えて、勉強のスケジュールを作ります。

月曜は国語・火曜は算数・水曜は社会と、曜日ごとに振り分けるのが良いですね。

また1日に複数の教科を勉強すると、頭が疲れてしまいます。
せっかく勉強した内容も忘れてしまいます。

スケジュールは詰め込みすぎず、子供の学習ペースに合わせて作りましょう。

勉強を楽しいと思わせる

遊びが楽しいことと同じように、勉強が楽しいと思えたら1番ですね。

「勉強が楽しいと思える瞬間はどのような時なのか?」を考えましょう。

「わからなかったことが理解出来たとき」
「テストで100点を取ったとき」などに勉強が楽しいと思える子供が多いでしょう。

勉強に対して面白いと感じることは、個人差があります。
ですので子供の性格を理解し、勉強を楽しんでいるポイントを抑えましょう。

子供が勉強で面白いと感じている時や、良い結果が帰ってきた時は、たくさん褒めましょう。
言い方は悪いですが、勉強において「調子に乗らせる」ことも大事です。

最近では、知育アプリがたくさんあります。
知育アプリでの勉強が可能です。

知育アプリを使って勉強すると、ゲーム感覚で楽しめます。

ですので勉強嫌いの子供には、知育アプリを利用するのも良いでしょう。

ご褒美を用意する

勉強が出来た時にご褒美を用意しておくと、やる気がアップします。

毎回大きなプレゼントを用意するのは困難ですし、お金がかかります。
ですので「ちょっとしたご褒美」がオススメです。

オヤツに子供の好物を用意しておいたり、晩御飯を子供の好きなおかずにするなどが良いですね。
日常生活に少しプラスした喜びを用意すると良いでしょう。

子供を褒める

昔から子供を褒めて伸ばすと言うように、子供は褒めることで伸びます。

テストの点が悪かった時、怒ったことはありませんか?

怒るよりも褒めた方が、子供のやる気はアップします。
ですのでテストの点が悪かったとしても、頑張ったことを褒めましょう。

テストの点は悪くても、
「よく勉強頑張ってたね!また次頑張ろうね!」
と言われる方が、子供は嫌な思いをせずに済みますし、やる気向上のきっかけになります。

褒めるにしても注意する点があります。

「賢い」ことを褒められると、間違いを恐れる子供になります。
そのため間違えた時のショックは大きくなります。

しかし「努力」を褒められた子供は、努力することは良いことと学びます。

ですので間違いを恐れることなく、挫折することなく、勉強をするようになるのです。

目標を作る

目標を作ると、その目標を達成したくなります。

子供だけに目標を持たせるのではなく、「ママも応援しているよ」と言う意味を含め、子供と一緒に目標を作りましょう。

目標は、「いつまでに」「なにを」「どのくらい」を明確にする必要があります。
つまり具体的な目標を作るのです。

「テストを100点とる」ではなく「月末の数学のテストで100点をとる」というように、具体的な目標を作りましょう。

曖昧な目標でしたら、どのような勉強をすれば良いのか、明確にわかりません。

ですので子供が明「いつまでに」「どのような勉強をしたら良いのか」を把握出来るような目標を作りましょう。

勉強する環境作りも大事です

勉強
勉強するにあたって、「環境」でやる気や集中力が変わります。
ですので勉強するための環境作りをしましょう。

勉強する場所はリビングで固定する

子供部屋で子供が1人で勉強していると、親の目が行き届かないので、さぼりがちになります。

ですので子供が勉強する場所は、「リビング」にしましょう。

子供がリビングで勉強すると、、子供の勉強に対する集中力がアップします。
これは1人で勉強しているよりも、親がいると言う状態が、そうさせるのです。

子供がリビングで勉強していると、勉強内容を親がすぐチェック出来ます。
子供がわからない部分がある時、近くにいる親にすぐ質問することが出来ます。

リビングで勉強する際は、机の上を綺麗にし、勉強しやすい環境が必要です。
散らかった机の上では、気分よく勉強出来ませんし、集中力の欠落に繋がります。

また、冬は暖かく夏は涼しく冷暖房が効いている部屋にすると、集中力がアップします。
暑い(寒い)部屋ですと、勉強した内容が身に入りづらくなります。

ですので子供が勉強する場所はリビングにし、勉強前に机の上は綺麗にしておきましょう。
また部屋は、快適な温度にしておきましょう。

テレビ・ゲームは排除する

勉強中に目の前に娯楽があると、勉強に対する意欲と集中力が低下します。

子供にとって娯楽と言えば、テレビやゲームですね。
テレビとゲームは、勉強の敵です。

ですので子供が勉強を始める時は、テレビを消し、ゲームを違う部屋に置きましょう。

また子供が勉強している時に、親がテレビを観ていると、子供の勉強の邪魔になります。

それに勉強を頑張っている子供からすると「ママだけテレビを観てずるい」という気持ちになります。

ですので子供が勉強している時は、親もテレビを観ないようにしましょう。

図鑑・百科事典・歴史マンガ・辞書を揃えておく

文字だけ並んでいる参考書は苦手でも、絵がある漫画を好きな子供は多いですよね。

漫画が好きなら「漫画で勉強出来る本」を用意すると良いのです。

社会の勉強では、「歴史」があり、歴史を勉強出来る「歴史マンガ」があります。
他にも図鑑や百科事典、辞書などもマンガのような仕組みになっているものがあります。

また辞典や辞書を揃えておくと、わからないことがあった時、すぐに自分で調べられます。

わからない部分を後回しにすると、結局調べないことがあります。
辞典や辞書があれば、すぐ調べて解決出来るので、勉強が身につきます。

わからないことはすぐに調べるという行動は、今後の勉強にとても必要な能力です。

暗記シートをいつでも目につく場所に貼る

九九・計算式・英単語・漢字、などの暗記シートは、とても重要な勉強道具です。
これらの暗記シートは、いつでも目につく場所に貼り付けておくと良いでしょう。

オススメはやはり、毎日の滞在時間が長い、「お風呂」でしょう。
寒い季節はお風呂につかる機会が増えますので、目の前に暗記シートがあると、効率よく暗記出来ます。

他にもリビングや玄関、子供部屋など、目のつきやす場所を探し、暗記シートを貼ると良いでしょう。

シートを貼る時、押しピンで壁に穴が開くのが嫌なのであれば、簡単に剥がせる「両面テープ」を利用しましょう。

両面テープを仕様すれば、壁に穴を開ける必要がありませんし、壁を汚すこともありません。

勉強させるためにやってはいけないこと

宿題をする子供
子供を勉強させるには、「やる気にさせる」必要があります。
勉強のやる気はなかなか起きないので、親が「やる気を起こす」必要があります。

しかし…
勉強のやる気を落とすことをしていませんか?

良かれと思ってしている親の行動が、実は「やる気を落とす」原因となっています。

子供が勉強のやる気を無くすきっかけとなってしまう、親の行動を記載します。

ガミガミ「勉強しなさい」と言う

親から「勉強しなさい」と怒りっぽく言われ続けると、子供は勉強に嫌気がします。
親が「勉強しなさい!」とガミガミ言う姿にも嫌悪感を覚えます。

「勉強しなさい!」と言ったとしても、子供の勉強に対するやる気は上がりません。

ですので「勉強しなさい!」とガミガミ言うのは辞めましょう。

勉強がわからない時に怒る

大人の脳ではわかることでも、子供の脳ではわからないことがあります。

それを親が理解せずに、「どうしてこんな問題もわからないの!?」とイライラしてしまうのはNGです。

子供自身は、理解するために勉強しているのです。
ですので子供が勉強しているにも関わらず、理解しないことで怒られていたら、勉強が嫌いになってしまいます。

「また理解出来ないこと=悪いこと」と認識し、わからない部分があっても隠す恐れがあります。

わからない部分を隠すと、結局何も理解しないままになるので、注意しましょう。

毎日勉強させる

元々勉強好きな子供でしたら、毎日勉強することを苦には思わないでしょう。

しかし勉強が嫌いな子供は、毎日勉強時間を作られると、ストレスに感じてしまいます。

そもそも学校ですでに勉強してから帰宅するので、帰宅後子供の休憩時間が必要です。

ですので子供は「勉強をしない日」が必要です。
毎日勉強するのではなく、勉強をしない日を決めると良いでしょう。

長時間、勉強させる

子供が勉強を始めても、すぐ飽きて遊び始め、脱線することがあります。
子供の集中力が続く時間は、「15分」と非常に短いのです。

集中力の波は、「15分に1度」訪れます。
「15分に1度」集中力が切れ、脳が違う方向を意識するようになるのです。

小学校の授業はだいたい45分間あります。

小学校の授業では、「15分間隔」で違う内容の勉強に切り替える学校もあるそうです。
45分間を15分区切りにして、3つの勉強内容の流れを作っているのです。

ですので子供の勉強時間を長時間にせず、15分区切りで違う勉強に進ませると良いでしょう。

まとめ

暗記カード
子供を机に向かわせるには、「勉強をする気」にさせる必要があります。

子供のやる気を向上させるためには、勉強を楽しいと思わせる工夫が必要です。
一緒に解いたり、ご褒美を用意したりすると良いでしょう。

また子供が勉強しやすい環境作りも大切です。
親の監視が行き届くよう、リビングで勉強する環境を整えましょう。

わからないことがあった時、自分で調べられるよう辞典や辞書も用意しておきましょう。

子供の集中力は短く「15分」です。
ですので長時間の勉強は避け、15分おきに勉強の内容を変えて進めていくと良いでしょう。


まだ学校に行く前の段階、幼稚園や保育園へ行きたくないとグズった場合はどうすれば良い?

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ママライターR

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子育てペディア編集長のRと申します。小学3年生の息子と小学6年生の娘を持つ2児の母(34歳)です。私の子育て方針は「のびのび」です♪子供の自我を抑え込み過ぎず、心の広い寛大な子供に育つよう心がけています。

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