1. TOP
  2. 絵本
  3. おばけのきもだめしのあらすじや感想

おばけのきもだめしのあらすじや感想

 2018/07/17 絵本
  4,804 Views
おばけのきもだめし

おばけのきもだめしのあらすじ

いつもは肝試しで人間を脅かすおばけ達が、逆に肝試しで脅かされる?

おばけの子どもたちは、一人前になるために、おばけのきもだめしに参加。

みんなでくっついて、そろりそろりと森を進んで行くおばけたち。

ときおり現れるおばけにびっくり!

でもみんなで協力して、一歩ずつ進んでいこう!

一つ目おばけにろくろくび、かっぱにのっぺらぼう
かわいいおばけがたくさん登場します!

おばけのきもだめしの感想(子供の反応)

おばけのきもだめしを読んだ方の感想と、子供の反応です。
(実際に読んだ方の感想をクラウドワークスで募集しました。)

親35歳/息子5歳の方からの感想
子どもは「おばけ」が出てくる話ということで、初めはとても怖がっていました。しかし、ユーモラスでダイナミックな絵とお話で、どんどん物語へ引き込まれていきました。ずっと怖い怖いと言っていましたが、おならのくだりではゲラゲラと笑っていました。最後は少し怖い終わり方でしたが、「どうしてきつねさんがついてきたの?」と子どもは不思議そうにしていました。
母としては、「おばけ」のきもだめしというおもしろい発想の絵本だなというのが、まずはじめの印象です。最後はどんな風に終わるのかと思いきや、「おばけ」に「おばけ」がついてくるというものすごいオチで、お話としてよく考えられているなぁと思いました。夏にはぴったりのお話だと思います。

親39歳/娘5歳の方からの感想
絵がとても綺麗で読みやすい絵本でした。お化けもきもだめしという内容が斬新で、子供も飽きずにとても楽しんで興味津々で読ち聞かせたら聞いていました。「そろ、そろ、そろり」「ちょび、ちょび、ちょびっと」とかの擬音が面白かったみたいで、何回も繰り返し言っていて、楽しんでいました。大がえるの絵ややまんばの絵は迫力があって子供は怖がっていましたが、ひとつ目こぞうなどの子供の絵は可愛かったので、子供も、「早く逃げて~」と応援しながら、でも「ひとつ目こぞうもお化けなのに逃げるんだね~」と不思議がりながら楽しんでいました。子供もこんな肝だめしをしてみたいけど、やっぱり少し怖いみたいです。とても楽しく親子ともども楽しめる絵本で、これからの季節にはぴったりだと思います。

親26歳/息子1歳6ヶ月の方からの感想
おばけと肝試しという子供にはちょっぴり怖いテーマでしたが、目が大きく可愛らしいキャラクターとはっきりとした色使いなのでコミカルさが有り、楽しく読み進めることが出来ました。出てくるおばけの種類もろくろ首や一つ目小僧など有名な妖怪だったので、首がなが~いのはろくろ首だよ!などと子供に名前を教えてあげながら読んでいました。まだ絵本を読んでいると飽きてしまう年頃なのですが、大きなガマガエルが現れるシーンなど、大人の私でおお!と声が出るほど迫力のある見開きがあったので最後まで飽きずに読めました。また文章はオノマトペが多く、読み聞かせ初心者の私でも自然とリズムよく読むことが出来て嬉しいポイントだと思いました。

親29歳/娘7歳の方からの感想
娘のリクエストで一緒に読みました。イラストがわりと怖めで夜眠れなくならないかなと不安でしたが、ストーリーの面白さの方が印象強く、うちの子は大丈夫でした。勿論おばけなので恐ろしく描かれているところもありました。一番はヤマンバ。これが平気なら他のページも平気だと思うので、心配なママは確認しておくと良いです。ただそのおばけたちも子供も共感できるような愛らしい行動や表情をするので怖くて読みたくないとはならなかったです。お化けに興味がある子、普段読んでいるものよりちょっとだけ怖い本を試してみたい子にお勧め。イラストだけでも十分楽しめるため、もう絵本卒業した小学校中学年や高学年のお兄ちゃんお姉ちゃんも一緒に是非!

親33歳/息子3歳の方からの感想
親戚の子供が「面白いおばけの絵本があるよ」と紹介してくれたのが「おばけのきもだめし」でした。自分の子供は3歳3ヶ月で、おはげ系の絵本は読んだことがなかったので、「どんな反応するかな」と思い、購入して子供に読ませることにしました。その夜に読み聞かせてからは、毎晩のようにおはげのきもだめしを読まされているほどハマってしまいました。ネタバレになってしまいますが、最後の場面でおばけが一人増えているのを見つけるのが楽しかったらしく、わかっているのに毎晩「キャッキャッ」言って子供は喜んでいます。「おばけの子供もおばけが怖い」という発想も面白く、子供だけではなく読んでいる大人も面白く感じる絵本のひとつです。

親45歳/息子2歳の方からの感想
うちの子も2歳になり単純な絵本よりある程度内容のあるものの方が面白いと思い、購入しました。お化けの子供が肝だめしに行くという発想そのものに度肝を抜かれました。これまでは可愛い系の絵本しか読んでこなかったので、さぞかしびびるのかと思いきや、ひとつめとろくろくびを見て「なんか可愛いね」とまんざらでも無い様子。ただ閻魔様が誰なのかは理解できていないです。各キャラクターの絵のタッチは可愛らしくお気に入りです。最初に遭遇したおおだぬきはあまり怖がりませんでしたが、ヤマンバが出るシーンは流石に不安な表情へと変わりました。この絵本は本当に絵の迫力が凄いので子供もどんどん絵本の世界に引き込まれました。おばけそのものを理解しているかは微妙ですが、読むと集中する絵本です。

親27歳/娘1歳の方からの感想
怖いイメージのあるおばけ達が、可愛いイラストで表現されているなと感じました。おばけ達がまるで普通の動物や人間たちのように、愉快でコミカルな動きをしているなと言う印象が強い絵本です。ストーリーも、一歳の子には少し早いかもしれませんが、大人も最後まで楽しめる内容になっています。うちの子供は、まだおばけが怖いものというイメージがないようなので、他の絵本と同じように楽しんで読むことができました。途中のがまがえるがアップで登場するシーンは、私が大きな声を出すようにしており、本当に目の前にカエルが現れたような驚いたような表情をしてくれます。何度やっても飽きるような仕草は見せず、何度も満喫できる奥深い絵本だと思います。

親33歳/娘10歳&7歳の方からの感想
おばけのこどもたちが森できもだめし大会をするお話です。こわい顔をしたえんま様の合図で、森へ走っていくこどもたち。自分もおばけだというのに、ぶるぶる震え、そろそろ歩くこどもたちがまるで人間のようでなんだか可愛らしいです。大だぬき、がまがえる、やまんばが登場します。よだれをたらし、ぬらぬらしながらにやにや笑っていて相当気持ちが悪い!!怖いというより気持ちが悪い。我が子たちも、うぇーっとしかめっ面。しかし、ひとつ目小僧がとっさに出したおならでがまがえるは逃げていきます。おばけの世界でも、おならは立派な武器なんだなと読みながら笑ってしまいました。我が子たちも、大笑いしていました。最後、やまんばに追いかけられながらも無事に森を抜け出したこどもたちにはごほうびのたい焼きが。たい焼き、というのがまたなんとも微笑ましいですね。森にいたであろう、たくさんの尻尾を持つ狐がにやりと笑っているのがおばけの世界らしい気味の悪さを感じさせていました。

親24歳/娘4歳の方からの感想
えんまさんに言われ夜の森にお化け達が怖がりながらも行く感じが私はたまらなく印象に残っていて面白い作品だなと思いました。私達人間からしたらお化けが出る恐怖だけでも怖くてたまらないはずです。しかし怖いのは私達人間だけではなくお化けも怖い感情は一緒なんだなと感じました。私は自分の子供に一度この絵本を読み聞かせしたら子供が本当に気に入ってくれて何度も読み聞かせしたりたまに妻と一緒にその絵本のお化け毎に役を決めて絵本自体にもっと面白みが出るように工夫しています。最初は怖がるかなと思いましたが可愛いとお化けを褒める様子で本当に気にいってくれてよかったです。また、読む側としてもとても楽しい気持ちにさせてくれる様々なちょっと可愛いお化け達の絵で飽きが全く来ないのがかなりいいです。中でもうちの子供はろくろ首のお化けを見て自分も首が伸びるんじゃないかと思い首を両手で上に引っ張っている姿がたまらなく可愛いです。この絵本自体昼間読むのもまた新鮮で面白いかなと思いました。

親31歳/息子3歳の方からの感想
コミカルなお化けの子供達がおばけのきもだめしをするという、ストーリーからして面白い絵本です。まだ子どもが3歳なので”おばけ”というものをきちんと理解しているのか怪しいのですが、かなりハマったようでいつも読むのをせがまれます。おばけを怖がる子ども達はとても可愛いいのに、その子どもたちを驚かすおばけは怖い表現がされています。そのギャップがいいようで、怖がるおばけたちを『だいじょうぶだよ』とか『こわくないよ』とか励ましています。もしかしたらご褒美のたい焼き欲しさに、本人もおばけのきもだめしに参加しているつもりなのかもしれません。文章内に擬音が多く、リズムよく読むことができるので読み聞かせている私も楽しいです。夏にぴったりのオススメの絵本です。

おばけのきもだめしの著者について

おばけのきもだめしは、文章を内田 麟太郎さんが書き、イラストを山本 孝さんが書いています。

内田 麟太郎さんは福岡県出身の童話作家の方です。
たくさんの作品をリリースしています。

有名な作品を挙げるだけでも

  • さかさまライオン
  • うそつきのつき
  • がたごとがたごと
  • すやすやタヌキがねていたら
  • かあちゃんかいじゅう

などがあります。

山本 孝さんは、愛媛県出身の絵本作家の方です。
御本人も育児真っ最中とのことです。

おばけのきもだめしの他にも

  • 十二支のおはなし
  • ちゃんがら町
  • むしプロ
  • カイジュウゴッコ
  • アブナイかえりみち

などの作品があります。

おばけのきもだめしの情報(対象年齢など)

書籍名:おばけのきもだめし
価格:1,300円(税抜き)
作者:内田 麟太郎(文) 山本 孝(絵)
発売日:-
対象年齢:2歳~8歳
対象性別:無し

おばけのきもだめしはAmazonで販売されています。

おばけのきもだめし

1,300円(税抜き)
9.4

ストーリー

9.0/10

イラスト

9.5/10

子供の反応

9.8/10

\ SNSでシェアしよう! /

子育てペディアの注目記事を受け取ろう

おばけのきもだめし

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

子育てペディアの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

凛鈴パパ

凛鈴パパ

年子の姉妹を持つ2児パパです。お金のことや法律の記事を書くのが得意です。賢く得が出来る記事を書いていきます。

コメントを残す


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

  • パンダ銭湯のあらすじや感想

  • しろねこしろちゃんのあらすじや感想