海でボードを使うスポーツと言われて真っ先に思い浮かべるのはサーフィン!
でも実はサーフィン以外にも、ボードを使用するマリンスポーツはあるんです!
マリンスポーツの種類
マリンスポーツと聞いて思い浮かべるスポーツは何ですか?
多くの人はサーフィンと答えると思います。
そんなマリンスポーツの代表とも言えるサーフィン以外にも、実はさまざまな種類のスポーツがあります。
そもそもマリンスポーツとは水上・水中で楽しむスポーツのことを指していて、意外と範囲は広いのです。
さまざまな種類と楽しみ方に共通して、マリンスポーツならではの浮遊感や爽快感を味わうことができます。
水上・水中で行うため転んだり落下してしまっても、水がクッションになってくれるところが隠れたメリットです。
今回はサーフィンをはじめとしたマリンスポーツをいくつか紹介します。
海や川、湖での楽しみ方を広げていきましょう!
サーフィン
初心者には敷居が高いと思われがちですが、サーフィンはそのダイナミックな華やかさで1番の知名度を誇っているマリンスポーツです。
東京オリンピックでも競技の一つとして扱われていて世界中で愛され続けていることがわかります。
またライディングのテクニックを磨くことで、波に乗る以外の楽しさも味わうことができます。
近年ではウェーブプールというサーフィン練習用の施設が注目され始め、海の近くに住んでいなくても気軽に挑戦できるようになりました。
特に東京にあるウェーブププールにはインストラクター付きプランが初心者や子供向けに用意されています。
初心者のサーフィンのハードルを下げる施設の登場で、日本ではややマイナーとされるマリンスポーツがトレンドになる日も近いかもしれません。
ボディボード
ボードに立ち上がって波に乗るサーフィンに対し、ボディボードはうつ伏せの状態で波乗りを楽しむマリンスポーツです。
水泳の授業などで馴染みのある、ビート板にかなり近いものとなっています。
サーフィンよりもバランス感覚を必要としないので、練習をしなくてもスイスイ進めるところが魅力です。
装備もサーフィンに比べ少なく、浅瀬でも十分に楽しめる手軽さから、リゾート地で人気で老若男女問わず楽しむことができます。
怪我の心配も少ないマイルドなマリンスポーツです。
マイルドとはいえ、うつ伏せの状態で水面ギリギリを滑る瞬間は爽快感抜群です!
ニーボード
膝立ちの状態でボードに乗るスポーツです。
太ももを固定する用のバンドがついている、変わったボードを使用します。
サーフボードと比べると初期費用が安めで、ボードだけなら有名ブランドのものでも3万円ほどで購入できます。
上半身が自由になるのが特徴で、ボディボードに比べて機動性が高く、その代わりにサーフィンほどではありませんがバランス感覚が必要とされます。
難易度はサーフィンとボディーボードの間のイメージです。
ボディボードでは物足りないけれど、サーフィンは難しいと感じる方にオススメできるマリンスポーツです。
上半身が自由に動かせることを利用して、釣りとのコラボレーションを楽しむ方法もあるようです。
ウィンドサーフィン
海に出かけるのが好きな方なら、ウィンドサーファーたちが帆を立てながら波に乗っている姿を一度は見たことがあると思います。
ウィンドサーフィンは風の力を利用しながら波に乗る、サーフィンとヨットの特性を掛け合わせたスポーツです。
波がなくとも風が吹いていれば前に進むことができ、速い時は時速50km近い速さが出て爽快感を楽しめます。
『セイル』と呼ばれる帆の部分の向きを風向きに合わせて変えるコツが必要です。
1から始めようとするとサーフィンよりお金が必要なのが難点ですが、初心者でも比較的すぐ波に乗れることから、道具の貸し出し付きでアウトドアアクティビティとしての地位を確立しています。
沖縄などの海を売りにしている観光地ではウィンドサーフィンの体験が大人気です。
ウェイクボード
モーターボードなどで引っ張られながら、水面を滑走していくスポーツです。
水上スキーと混同されがちですが、ウェイクボードはスケボーのように横向きの体制を作ります。
明るいイメージがあるマリンスポーツの中でもストリートの風潮を強く感じられ、そのスタイリッシュさから若者を中心に水上スキーを上回る人気があります。
両足がボードに固定されているのを利用して、ジャンプや回転をする上級者も!
その一方、やや体の自由を奪われるので、水に恐怖心がある方や小さな子供には難しいという一面もあります。
ウェイクボードは体力の消耗が激しいことでも有名で、プロでなければ30分も滑走するのが難しいようです。
疲れすぎないように気をつけて楽しみましょう!
スタンドアップパドルサーフィン
Stand Up Paddle surfingから、略してSUP(サップ)と呼ばれるスポーツです。
その名の通り、立ちながらパドルで漕ぐスタイルのサーフィンで、カヌーやボートのように進むことができます。
波に乗る必要がないため川でも楽しまれています。
使用するボードが通常のサーフボードより大きい分、安定感があります。
マリンスポーツ未経験者や子供でも親しみやすく、団体のツアーにも組まれることが多い大人数でも楽しめるマリンスポーツの代表です!
家族や友達と挑戦すれば、程よいスリルと爽快感を共有して団結が強まりそうです。
体幹を意識しながら上半身を捻る動きが必要とされ、ダイエット効果も期待できます。
色々なマリンスポーツに挑戦してみよう!
ここまで6つのマリンスポーツを紹介してきましたが、興味のあるスポーツは見つかりましたか?
どれも似たような印象があるマリンスポーツでも、やってみると意外と違いがわかります。
すでにマリンスポーツ経験者の方でも、未経験のスポーツに挑戦することで、新しい世界を知るきっかけになりそうです。
また家族でワイワイ楽しんだり、自分のペースでゆっくり楽しんだり、色々な楽しみ方とそれに合ったスポーツの種類があります。
一つの海をみんなで譲り合いながら楽しむ中で、他の方と交流して仲良くなることもしばしば。
マリンスポーツは敷居が高そうなイメージとは裏腹に、比較的気軽に体験ができるのも良いところです。
観光地になっている海には必ずと言っていいほど体験教室が開かれています。
興味を持ったらまずは挑戦してみましょう!
コメント