ウェーブプールは日本のどこにある?料金や特徴を解説!

ウェーブプールは日本のどこにある?料金や特徴を解説! サーフボード

サーフィンの上達には練習あるのみと言っても、波の高さや発生のタイミングも毎回バラバラ…。
できるだけ同じ条件のもとで反復練習したいという人は多いでしょう。

そこで検討したいのがウェーブプールです。
この記事ではウェーブプールの費用や特徴について説明しています。

ウェーブプールって?

一般的にウェーブプールという言葉をご存知の方は少ないのではないでしょうか?
日本には片手で足りるほどしかない珍しい施設で、ウェーブプールは波を人工的に起こしてくれるので海に行かずともサーフィンの練習ができるのが最大の長所です。

実際に海で起こる波は、不規則で天候に左右されやすいというデメリットがあります。
しかしウェーブプールでは計算された波が起こるので、常に一定の波を使って反復練習ができます。

海が遠い土地に住んでいる人でも、気軽にサーフィンが楽しめる画期的な施設です。

しかしそんな便利なウェーブプールが日本に少ないのにも理由があります。
大きな理由は日本にそもそもサーフィン人口が少ないこと。
日本に大きくて良質な波の立つ海岸が少ないので、サーフィンのエキサイティングな一面を活かしきれていない現状があります。

今までサーフィンが近づき難いとされていた理由を全て振り払う、技術の発展の恩恵とも言えるウェーブプール。

ウェーブプールのおかげでこれからサーフィン人口が増えたら、ループしてさらにウェーブプールも増えるかもしれません。
サーフィン界最新のトレンドを今から追いかけましょう!

日本にあるウェーブプール

日本にあるウェーブプール
間違いなく今後トレンドになっていくであろうウェーブプールも、現在国内にはすでにある2つとオープン予定の1つ、合わせて3つしかありません。

日本国内のウェーブプールでは、日本周辺の海では楽しめない高さのある波から、初心者向けの膝くらいの小さな波まで造波しているので、初心者から上級者まで自由に楽しむことができます。

どんな波も的確に打ち出してくれる技術の高さを、そのどれからも感じられます。
家族向きの施設やどちらかといえば個人向けの施設、飲食ができるかどうかなど個性もさまざまです。

記事を参考に最寄りのウェーブプールを探したり、自分に合う特徴を持ったウェーブプールを見つけてください!

【静岡/牧之原】SURF STADIUM SHIZUNAMI

砂浜をそのまま切り取って持ってきたかのような見た目の、清潔感漂う最新施設です。
2021年8月16日グランドオープンで試運転からすでに有名な存在に。

アメリカ代表チームが練習に使用しているものと同じ造波装置を起用し、そこに日本の技術を掛け合わせてより繊細な波を作ることを可能にしました。
オリンピックの練習にもサーフスタジアムが使われ、オリンピック選手たちが練習する映像がInstagramで公開されています。

世界に通用する日本国内のウェーブプールとして、国内外からの注目を集めている模様です。
それもそのはず、なんと最高で160cmの波まで造波可能!

世界レベルの選手が練習に使用しただけあって、オープン後は全国で最高峰のウェーブプールになりそうです。
サーファー向けゾーンの他にも、ジャグジーバスのあるビーチゾーンや家族連れ向けの水遊びゾーン、レストランなどを揃えて高級感を演出しています。

施設名 SURF STADIUM SHIZUNAMI
場所 〒421-0422 静岡県牧之原市静波2220
料金 エントランス料金(大人1000~1500円、子供500~1000円)+サーフセッション料金5000~/1時間)
大きな特徴 8月3日から予約受付を開始する新施設。大型造波プール設置は日本で初です。

【東京/大井町】citywave Tokyo

複合スポーツエンターテイメント施設の『スポル』内にあるウェーブプールです。
スポルではサーフィンの他にもボルダリングやアーチェリーなど、非日常的なスポーツを楽しむことができます。

サーフィン以外のスポーツも同日に試しやすい立地が魅力的です。
スポーツブランドがイベントを開催したりする場合もありますが、一般の方でも時間を定めてのプライベート使用が可能です。

東京唯一のウェーブプールでありながらインストラクターの指導や、レベルに合わせた造波で人気のある施設です。
家族連れや外国人観光客も多く賑わった印象があります。

安全用具レンタル費用込みの小学生向けのキッズコースがあり、家族連れのサーフィン初心者にも優しいです。
見学のみの入場料もあるので、子供が遊んでいるのを見るのに専念したいお父さんお母さんにもオススメです。

波の高さは80cm~120cm。
初心者の割合が高いウェーブプールなので上級者には物足りない一面も。

プールサイドでは飲食可能です。
ちょっとしたリゾート感覚とともにサーフィンを安全に楽しむことができます。

他の施設に比べてしまうと料金はやや割高ですが、都会でこのクオリティを提供していることに驚きです。

施設名 citywave Tokyo
場所 〒140-0005 東京都品川区広町2丁目1
料金 6300円/50分
大きな特徴 初級、中級、上級でそれぞれ起こる波の高さが調節されているため、自身のレベルに合わせたコースでサーフィンを楽しめます。

【兵庫県/神戸市】神戸レイーズ

神戸の中心地から車で約20分の自然の中に作られた、関西のサーファーの間で人気の施設で、利用には予約が必須です。
比較的安価な8万円で貸切も行っています。

波の高さは110~120cm(変動あり)と、上級者には物足りない波だというレビューもちらほら見られますが、初心者~中級者の基礎を固めている段階の方にはかえって穏やかでオススメできる場所だと思われます。

なんといっても、神戸レイーズの魅力はその開放感。
他の施設では一度に6人ほどの定員を設けていますが、神戸レイーズでは波に乗れるのは一度に左右2人までと決まっているので、周りの人に気を遣わずに思い通りのサーフィンができます。

ローテーションで2人ずつ入って練習をする形式なので、大人数でワイワイ楽しむより少人数でしっかり練習したいニーズに応えている硬派なウェーブプールですね。

実際、下手に混雑している海よりも、広々としている神戸レイーズでサーフィンを楽しむ派も少なくありません。
注意点を一つ挙げると、底がコンクリートでできていることです。

フィンや足に傷が出来ないようマリンシューズを履くなど気をつけてサーフィンをしましょう!

施設名 神戸レイーズ
場所 〒651-1252 兵庫県神戸市北区山田町原野5−9
料金 9500円/100分
大きな特徴 特許取得済み「キャリー式造波装置」を用いた施設で、女性のウェアがレンタル無料なのが魅力です。男性はレンタルセット3500円から。

コメント

タイトルとURLをコピーしました