サーフボードのリペア・修理のやり方!綺麗に仕上げるために必要なものは?

サーフボードのリペア・修理のやり方!綺麗に仕上げるために必要なものは? サーフボード

サーフボードっていつの間にか傷がついていることありますよね。
「小さくて目立たないし放置で良いよね?」と考える初心者もいるでしょうが、それはやめた方が良いですよ。

サーフボードを長く使いたいのであれば、小さな傷であっても見逃さないことが大切です。
今回は、サーフボードのリペア・修理について説明します。

サーフボードの小さな傷でもリペア(修理)は必要?

サーフボードの小さな傷でもリペア(修理)は必要?
サーフボードは傷がつくと、小さなものでもリペアが必要で、早急に発見しないと手遅れになることがあります。
傷がつく要因は人それぞれですが、いつの間にか物と接触してできていることが多いです。

また持ち運ぶときでも、他の荷物や道具など一緒に入れれば傷がつきやすく、専用のケースに入れないといけません。

リペアはサーフボードの傷を塞いで内部に水が入らないようにするために行い、必要な道具を確かめてすぐにできるようにする必要があります。

サーフボードの素材は思った以上に繊細なもので、傷ができれば内部に水が入って劣化しやすくなり、寿命が短くなってしまいます。

また安定してサーフィンを楽しむためにはバランスが重要で、傷が残っていれば湿気が入り込んでしまいます。
サーフボードは上に人が乗って波に合わせて乗れるようにしないと不安定になりますので、リペアをおろそかにすると事故につながります。

サーフボードをリペア(修理)するときの注意点

1つ目は通常のレジンでリペアを行う方法で、硬化剤をしっかり混ぜ込まないといけません。
硬化剤には適量があり、多くなればレジンの色が変わったり、少ないと中途半端な状態になります。
このため、目分量で決めずにきちんと計量する必要があります。
最適な量を決めないと逆効果になります。

2つ目は広い範囲のリペアを行う際にはガラスクロスを使います。
レジンのみで補修をすると中途半端になりやすいです。
ガラスクロス以外の方法は、グラスファイバー入りの補修用のレジンを代わりに使い、強度が落ちないようにする必要があります。

3つ目は傷の深さや素材によってリペアの方法が異なり、事前にどのような状況であるか確かめる必要があります。
表面だけ割れている場合は自分自身でできますが、フィンボックスが取れたり、深いストリンガーが折れていればプロに任せることが望ましいです。
エポキシ樹脂のボードは硬化剤を使うと熱が発生し、周囲のフォームを溶かしてしまうため、サーフショップに持ち込んで依頼しないと破損する恐れがあります。

サーフボードのリペア(修理)に必要なもの

サーフボードのリペアに必要なものは、軽度であればUVレジンなどの樹脂とサンドペーパーです。
UVライトを使えば夜中でも乾かしやすいです。

またガラスクロスを使えばリペア後に強度が上がり、長く使いたい場合にも最適です。

レジンのみで修理をしようとすると、傷の深さや範囲が狭くないと逆効果になりますので、ガラスクロスは準備しておくと役に立ちます。

サンドペーパーは水に強いものを準備すると作業効率が上がります
きれいに仕上げるためには最適な粗さのものを選ぶことが大事です。

マスキングテープはガラスクロスを固定したり、樹脂の液垂れを防ぐ役割があります。
サーフボードの保護をするためには必要不可欠です。

そのほか、カッターナイフで傷の部分にある破片を除去し、ハサミはガラスクロスを適度な大きさにカットできます。
また保護手袋や防塵マスクは安心してリペアを行うために必要不可欠で、軽度な場合でも揃えておくと手や体が汚れなくなって便利です。

アセトンはサーフボードの修理後の道具をきれいにするために使え、失敗を最小限にしたい場合にあると便利です。
サーフボードは多くの種類がありますが、レジン樹脂とサンドペーパーがあれば、軽度な場合には十分に対応できます。

また他の道具は作業効率を上げたり、傷の深さや数が多くなれば対応できるようになり、サーフィンを趣味として楽しむためには必要不可欠です。

サーフボードのリペア(修理)のやり方

サーフボードのリペア(修理)のやり方
まずはサーフボードのリペアは割れている箇所を探し、100番程度の粗さのサンドペーパーで削ります。
削る目的は、砂やゴミを取り除いて傷口をハッキリさせるためです。
それから紫外線が当たらないよう屋内に持っていきます。

レジンは傷口に蓋をするように塗るよう心がけ、終了すれば屋外で太陽の光に当てて乾かします。

塗ったレジンを乾かすときは天気が悪いならUVライトを使い、熱を加えて固めます。
レジンが固まったあとは、出っ張りがあれば角を150番程度のサンドペーパーで削り落とします。
その後は220番程度、400番程度と粗さを変えて削ります。

この作業を繰り返して出っ張りや角がなくなれば完了し、強度も強くなり安心して使えるようになります。

しかしサンドペーパーで削るときは力を入れると周囲のものを巻き込んでしまうため、最適な加減に調整する必要があります。

サーフボードの素材は傷がつけば湿気が入り込んで劣化しやすく、サンドペーパーで削るときは神経を使うものです。

しかしおろそかにするとリペアを行う意味がないため、きちんと傷口の様子を目で見て削り落とさないといけません。

重度の傷はサーフショップに持ち込んでリペア(修理)してもらおう

重度の傷がサーフボードにあるときは、自分でリペアすると失敗する可能性が高いです。
ですのでサーフショップに持ち込んでリペアをしてもらうのがオススメです。

サーフボードは素材が劣化しやすく、間違った方法でリペアを行うと強度が下がってしまいます。
そのまま使えば事故が起きるリスクが高く危険です。
自分自身でリペアを行うときは、あくまでも軽度な場合に限定した方が無難でしょう。

サーフショップはサーフボードに関する知識が豊富で、素材や傷の深さや状態に応じて最適なリペアの方法を提案してくれます。

また重度な傷の場合、レジンを塗って乾かして出っ張りを削り落とすことを繰り返すと時間や手間がかかってしまいます。
その間にサーフボード自体が劣化していることも多いです。

重度の傷は1つでも見落とせば命取りになるリスクがありますので、サーフィンをしたときにものと接触してしまった場合はすぐにサーフショップに持ち込む必要があります。

サーフボードのリペアは傷の状態を確かめてから最適な方法を決めないと逆効果で、時間が経過すると劣化も進みかかる費用も高くなります。

またサーフィンは安定していないと危険を伴うことになりますし、リペアに自信がなければすぐにプロに任せることが大事です。

リペアは安心してサーフィンをするために必要不可欠です。
リペア代を抑えるために自分でやって、事故が起きてしまうと無意味ですので気をつけましょう。

重度の傷がサーフボードにあれば、まずはサーフショップに持ち込み、検査を受けてからプロに直してもらうとリスクを回避できて効果的です。

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