ネットワークビジネス(マルチ商法)やネズミ講の勧誘の断り方
ママ友にネットワークビジネス(マルチ商法)やネズミ講に誘われたママさんはいませんか?私はあります(笑)
ママ友からネットワークビジネスに誘われた場合、きっぱりと断りたいのだけど、今後の関係のことも考えるとあまりはっきり断るのも怖いですよね。
今回は、ママ友からネットワークビジネス(マルチ商法)やネズミ講に勧誘された場合の断り方をまとめます。
※注意※
私はネットワークビジネスが良いとも悪いとも思いませんし論ずる気もありません。
この記事はあくまでも【ネットワークビジネスに興味がない人が勧誘を上手く断るため】に書いた記事です。
※アドバイス※
このページでは自分の発言を青色、ママ友の発言を赤色で色づけてしています。
このページの目次
ネットワークビジネス(マルチ商法)の勧誘を断るコツ
ママ友からネットワークビジネス(マルチ商法)の勧誘を受けた場合、上手に断らないとしつこく勧誘されたりママ友関係が崩れてしまう可能性があります。
しかし達成したい目的は、「ママ友関係の維持」ではなく「ネットワークビジネスに入会しないこと」と言うことは忘れないようにしましょう。
全く興味がないことを伝える
ママ友にネットワークビジネスを勧誘された時に、最も効果的な断り方
それは、相手が食い下がれないほど「徹底的に興味が無いことを伝える」ことです。
その商品・その稼ぎ方・そのシステムに
まっっっったく興味がないこと
を相手に伝えましょう。
ここでは断る文句は必要ありません。なぜ断る文句が必要無いかと言うと、コレを伝えればそもそも勧誘されないからです。
あなたは、ママ友の提案するネットワークビジネスに、全くもって興味が無いことを伝えるだけで良いのです。
例えば
「ごめん、全く興味持てないです」
「一切興味ないです。」
「私興味ないので他の人に話して下さい」
このように【全く】【一切】と言う言葉は必ず使って下さい。相手もここまではっきりと伝えられたら、勧誘する気も失せます。
しかし、これらの言葉がないと相手はまだチャンスが有ると感じるのです。
当たり前ですが、ここで曖昧なことは絶対に伝えてはいけません。
例えば
「稼げてるってすごいね」
「話だけなら…」
「旦那に聞かないとわからない」
このような曖昧な気持ちを伝えてしまうと、相手は【良いよう】に捉えます。勧誘の嵐が始まるでしょう。
ですので、最初のうちに【全く興味が無いこと】を伝えて、自分には勧誘させないように徹底しましょう。
夫に止められていることを伝える
しかし、最初のうちに興味が無いことを伝えることができなかった。曖昧な返事をしてしまった。そんな場合もあると思います。
その場合は夫を使って勧誘を断りましょう。
例えば
「夫がダメだと言っている」
「夫に話をしたら反対された」
「夫がそういうの嫌いで…」
これは実際に夫に相談する必要はありません。あなたとママ友との関係が崩れないために夫を利用するのです。
この際、相手が「夫に話をする」などと食い下がってくることがありますが、相手をしてはいけません。夫がダメだと言っているの一点張りで対応しましょう。
現状に満足していることを伝える
ネットワークビジネスを勧誘してくる人たちは抽象的な話を好みます。
将来に対する漠然とした不安から、入会すれば未来は明るいということを抽象的に説明してくるのです。
例えば
「自分の人生を自分で決められる!」
「好きなものを好きなときに買える!」
「平日に海外に行ける!」
ですね。
また、現状に不満はないかと聞いてくることも多いですね。
きっぱり言いましょう。
現状に不満はなく幸せだと。
現状に満足している人を説得するのは困難ですよね。と言うことで、相手の勧誘トークに乗らないことが大事です。
相手の話を否定しない
相手の話を否定して勧誘を止めさせようとしても無駄です。
相手は沢山の人をネットワークビジネスへと勧誘しています。となると、断られ方や否定のされ方も熟知しており、それに対応する切り返し方法も持っていることになります。
ですので、相手の話を否定して相手の矛盾を突こうなどと思わないほうが良いでしょう。
否定も含めて基本的に余計な話をしないほうが良いでしょう。興味が無いことをはっきりと示し誘われても断って、さっさと席を立つのが理想です
ネットワークビジネス(マルチ商法)に勧誘されないために
ネットワークビジネス(マルチ商法)に勧誘されたくないのであれば、絶対にやってはいけない行動と、行ってはいけない場所があります。
商品は絶対に買わない
ネットワークビジネスの勧誘文句の一つに「商品は良い物だから」と「私は商品に惚れて入会した」と言う物があります。
ネットワークビジネスのシステムを必死に説明すると逃げられるので、【商品を間に入れて】「商品が魅力的だから入ろう」と説得してくるのです。
もうお分かりと思いますが、商品すら絶対に購入してはいけません。
これらの商品なは、キッチン用品や衛生用品、美容品であることが多いです。そして商品自体はそこまで高くないことが多いです。
ネットワークビジネスの勧誘に断りきれないから、商品だけでも購入してあげようと考えると、相手の思うつぼです。
「前の商品どうだった?」「あの商品を売ってるんだよ。興味ない?」と勧誘されるでしょう。
例えば
「ごめん、興味ないから商品もいらない」
とはっきりと断りましょう。
勉強会やセミナーには絶対に行かない
ネットワークビジネスの運営者はよく勉強会・セミナー・商品説明会と称して、入会させるための集会を開催します。
そのネットワークビジネスに入会しないのであれば、絶対に勉強会やセミナーに行ってはいけません。
絶対自分は入会しないと気持ちでは思っていても、相手は勧誘のプロです。断りきれない状況を作り出してくるのです。
こういった集会に行って、ネットワークビジネスに入らずに帰ってくるのは至難の業です。
最初はママ友と直接話しをしていても、途中でエリアマネージャーと言う【スーツを着た怖い男性】が出てくることなんて日常茶飯事です。
ですので興味がなければ絶対に行ってはいけないのです。
美容室やエステには絶対に行かない
美容室やエステに行ってはいけないと言うと少し疑問に思う人がいると思います。
この場合の美容室やエステは、【ママ友に紹介された美容室やエステ】のことです。
ネットワークビジネスの勧誘を行うグループの中には、商品のすばらしさを伝えるために美容室やエステを運営している場合があるのです。
その美容室やエステに行くと、格安で施術を行ってもらえるのですが、当然商品のアピールが始まります。
美容室もエステも施術中は逃げることが出来ません。まんまとあなたに商品を販売、そしてネットワークビジネスへと入会させるのです。
SNSでいいね!を押さない
あなたがママ友からネットワークビジネスに勧誘される場合、もしかしたらあなたの【いいね!】が勧誘と密接に関係しているかもしれません。
先程も書きましたが、とにかく彼女たちは【良いよう】に物事を捉えます。
「美容商品を使ったら髪がサラサラになった!」
のような投稿にいいね!を押すと、相手は美容商品に興味があるのかな?と思い
「今の私ってすごい輝いている!自分の力で生きてるって感じ!」
のような投稿にいいね!を押すと、相手はお金稼ぎに興味があるのかな?と思い
あなたへ勧誘トークをしてくるのです。
ですので、ネットワークビジネスをやっているらしきママ友の投稿には一切いいね!を押さない方が良いでしょう。
ネットワークビジネス(マルチ商法)は違法なの?
そんな悪質なネットワークビジネスだったら断ると同時に、違法だとして警察へ通報してやれば良いんじゃない?と思う方もいるかもしれません。
ただ、残念ながらあまりに強引な勧誘方法をしていない限り、警察はこのような勧誘行為を取り締まってくれません。
それには理由があるのです。
ネットワークビジネス(マルチ商法)は合法
そうです、ネットワークビジネス(マルチ商法)は違法ではなく、意外と思われるかもしれませんが、むしろ合法なのです。
この【合法】と言うことを逆手に取って、勧誘者は「国が認めたビジネス」と言う表現をしてくる場合がありますが、それは嘘です。
むしろ、法律でガチガチに固めて、【合法だけど下手するとすぐに違法になる】国が警戒しているビジネスです。
ただ、ネットワークビジネス(マルチ商法)が合法なことに間違いはありません。
ネズミ講は違法
しかし、ネズミ講は違法です。
ネズミ講とネットワークビジネスの違いは、【物があるか否か】です。
登録費用を払って、洗剤を売る権利を買えば、洗剤を売って儲けることも出来るし、誰かを勧誘すればさらにお金がもらえる
と言う仕組みは、物が介在しておりネットワークビジネス(マルチ商法)になりますので合法です。
しかし
登録費用を払って、グループに参加すれば、他の人を勧誘したときにお金をもらうことが出来る仕組み
と言う仕組みは、物が介在せずネズミ講になりますので違法です。
おそらくママ友が勧誘してきているビジネスは、ネズミ講ではなくネットワークビジネスでしょう。
もしそれがネズミ講であれば、無限連鎖防止法によりそのママ友は処罰されることになります。
無限連鎖防止法第3条により
何人も、無限連鎖講を開設し、若しくは運営し、無限連鎖講に加入し、若しくは加入することを勧誘し、又はこれらの行為を助長する行為をしてはならない。
無限連鎖講の防止に関する法律
20万円以下の罰金刑が待っています。
無限連鎖講に加入することを勧誘した者は、二十万円以下の罰金に処する。
無限連鎖講の防止に関する法律
もうあなたの知っている友達では無い
今回のページに書いていることを守ってはっきりと断っても、しつこくネットワークビジネス(マルチ商法)へ勧誘してくる人も、残念ながら存在します。
はっきり言います。
相手はあなたのことをお金としか見ていません。
もしあなたがネットワークビジネスをやるとすれば、
一番の友だちを勧誘しますか?
もしあなたがネットワークビジネスをやるとすれば、
本当に大事な人を勧誘しますか?
残念ながら、そのママ友や友達は、もうかつての友達ではありません。
ネットワークビジネスの営業マンです。
あなたを勧誘してお金を稼ぎたいと思っている営業マンです。
そんな彼女たちに説得は聞きません。きついことを言いますが、もはや縁を切るしか無いでしょう。
よく話題に上がるネットワークビジネス・マルチ業者
良い意味でも悪い意味でもよく話題に上がる、ネットワークビジネス・マルチ会社(業者)を紹介します。
これらの会社のシステムが良いとか悪いとかを話すつもりはありません。(と言うかそれぞれの詳しい話は知りません)
何度も書きますが、ネットワークビジネス(マルチ商法)は違法ではなく合法です。あなたが興味あれば入会すれば良いですし、興味がなければ断れば良いだけです。
ただ、よく話題に上がる企業のことを知りたい人は多いと思いますので、リストアップします。
アムウェイ
ネットワークビジネスと言えばアムウェイを想像する人も多いはず。桁違いの規模の会社ですね。
会社名:アムウェイコーポレーション
国:アメリカ合衆国
代表:Steve Van Andel
設立年:1959年
売上高:95億ドル
商品:日用品
ニュースキン
ニュースキンもまたネットワークビジネスと聞いて想像される会社です。
会社名:ニュースキンエンタープライズ
国:アメリカ合衆国
代表:Blake M. Rone
設立年:1984年
売上高:13億ドル
商品:日用品
ハーバライフ
ノーベル賞を受賞した博士が中心となっているようです。
会社名:ハーバライフ・インターナショナル
国:アメリカ合衆国
代表:Michael O Johnson
設立年:1980年
売上高:16億ドル
商品:健康商品
フォーデイズ
ここからは日本の会社になります。核酸を使った商品が多いようですね。
会社名:フォーデイズ株式会社
所在地:東京都
代表:和田 佳子
設立年:1997年
売上高:383億円
商品:健康商品
アシュラン
九州で非常に有名なネットワークビジネスの会社です。
会社名:株式会社アシュラン
所在地:福岡県
代表:東 孝昭
設立年:1993年
売上高:300億円(出典不明)
商品:化粧品
消えては生まれてを繰り返す業者
中には悪評が広まってしまい廃業となる会社もあります。しかし、そういった会社は別の会社を設立し、同じことを繰り返す傾向にあります。
インターネットで評判を調べて、悪評があったりそもそも評判が無いような会社は、よく調べてから入会した方が良いでしょう。
まとめ
あなたがネットワークビジネス(マルチ商法)に入会したいと言うのであれば私は止めません。本当に稼げている人も極々極々一部にはいるみたいですので。
しかし、本当はネットワークビジネスに入会したくないと言うのであれば
何一つ!
興味が無いことを伝えましょう。
あいまいな返事は命取りです。
そして、行ってはいけない場所には行ってはいけません。
コレらを守れば、ママ友もネットワークビジネスへの勧誘を諦めるでしょう。
宗教に勧誘してくるママ友もいます。きっぱり断る方法。
ママ友との関係に疲れたらぜひ読んで欲しい記事です。