スマホ子守(スマホ育児)は子供に悪影響があるの?
子供が泣いた時・騒がしい時に、スマホを子供に渡している親は多いかと思います。
スマホから流れる音楽や映像で子供は大人しくなりますので、
子守・子育てのアイテムとして、スマホを活用しているママは多いことでしょう。
この「子守・子育てにスマホを使うこと」を「スマホ子守」または「スマホ育児」といいます。
近頃このスマホ子守が問題になっており、子供の発達に影響が出るのではないかと考えられています。
果たして、スマホ子守は子供の発達に悪影響を及ぼすのでしょうか?
このページの目次
スマホ子守(スマホ育児)とは
スマホ子守(スマホ育児)とは文字通り、スマートフォンを使って子守または育児をすることです。
例えば子供が泣きやまないとき、アニメや乗り物など興味のある動画を子供に与えることで、泣き止ませることはスマホ子守になります。
また子供が言うことを聞かないとき、後述するアプリを使い、子供に言うことを聞かせさせることもスマホ子守になりますね。
それでは、具体的なスマホ子守は一体どのような子守を言うのか見ていきましょう。
YouTube動画
Youtube動画は子供にとって興味の塊です。
アンパンマンの動画や、おもちゃの動画、最新のゲームの動画などYoutubeにアクセスさえすれば無数の動画を閲覧することができます。
電車や外出先で子供がおとなしくしない場合、Youtube動画を見せるとすぐに子供は黙ってYoutube動画を見続けます。
親からすればとても助かりますよね。Youtube動画がなければ、子供を黙らせることにどれだけ苦労しただろう…と一安心します。
しかしYoutube動画は、スマホ子守の一つとなります。
本来であれば親が叱って黙らせる必要があるのに、Youtubeを使って楽しい思いをさせて黙らせることはどうなのだろう?と違和感を感じている人がいるようです。
また寝かしつけるときにYoutube動画を見せることで、親が放っておいても寝かしつけることができます。
これも本来であれば、親が絵本を読んで寝かせる必要があるのに、教育上何か悪影響があるのではないか…?と違和感を感じるようですね。
鬼から電話
「鬼から電話」というアプリもまたスマホ子守の一つとなります。
小学生以下のお子さんをお持ちの親であれば、みなさんこの「鬼から電話」をご存知だと思います。
アプリの人気ランキングでも度々登場し、「鬼から電話2」も登場するほどの人気です。
どれだけわがままを言う子供でも、「鬼から電話」を使って、鬼から電話がかかってくると、子供は一瞬で言うことを聞くようになります。
本当に効果があるので、かわいそうなくらいです。ですが「鬼から電話」も違和感を感じている人がいます。
親が怒らずに鬼から怒ってもらうというのは、はたしてどうなの?
親が怒れないから鬼に怒ってもらってるのでは…?と思うようです。
スマホ子守(スマホ育児)は子供に悪影響があるの?
親が一番気になるのは、「スマホ子守を続けることで子供の発達に悪影響があるのか」どうかだと思います。
ここで私が断言しますと、
スマホ子守には悪影響があると言えます。
泣いてわめけばYouTube動画が見れるのですから、
子供は泣いてわめき続けるでしょう。
黙っていれば延々とアニメ動画を見せてくれるのであれば、
わがままを言わずに延々とアニメを見る方を選ぶでしょう。
鬼から電話で言うことを聞かせたとしても、
それは良い子になったのではなく、鬼の恐怖から逃れるためでしょう。
これが教育上悪影響でなければ、一体何が悪影響でしょうか??
しかし、よく知ってほしいのですが
スマホ子守が悪影響を及ぼすのは、スマホ子守に頼りすぎた場合のみです。
ときどき頼るスマホ子守に悪影響はありません。
悪影響があるという人は新しい文化を受け入れられない人でしょう。
今の時代に「漫画には悪影響」があると言う人はほとんどいません。
むしろアンパンマンやドラえもんは、教育機関でも流されるほど信用されています。
しかし、漫画やアニメが生まれた時は、
漫画やアニメには悪影響があると言う人がいたのです。
ゲームも同じです。
子供の頃からゲームをしていると馬鹿になると言われたのが
今やそのようなことを言う人はあまりいません。
新しい文化が始まると、否定したがる人は必ずいるのです。
でも安心して下さい。10年後にスマホを使うと子供が馬鹿になると言う人はいないでしょう。
下記から、スマホ子守が及ぼす悪影響を否定していこうと思います。
スマホ子守(スマホ育児)で近視になる?
Youtubeをスマホで見せ続けると近視になるから、スマホ子守は悪影響だと言う人がいます。
そらそうでしょう。延々とスマホ動画を見せ続ければ目が悪くなるに決まっています。
しかし、それはスマホ子守に頼りすぎた場合のみです。
特に静かにしないといけない場所でYoutubeを見せることぐらいで、目は悪くなりません。
そもそもスマホがなければ、家でテレビや本を見ることになりますが
テレビや本を見ることと、スマホの画面を見ることは一体何が違うのでしょうか?
ブルーライトが心配と言う人がいますが、ブルーライトは液晶テレビからも出ています。
また「近くのものを見続けると目が悪くなる」ということに根拠はありません。
目が悪くなる理由で広く指示されている説は「遺伝」です。
子供とコミュニケーション不足になる?
子供にYoutube動画をずっと見せたりモンスターストライクをずっと遊ばせていると、親子間の会話が無くなります。
親子での会話が無いと、コミュニケーション不足になり悪影響だ!と言う人がいます。
これも当たり前でしょう。
Youtube動画をずっと見て、モンスターストライクをずっと遊んで、
親と会話がなければコミュニケーション不足になるのは当たり前です。
ただこれも、Youtube動画の見せすぎ、モンスターストライクの遊ばせすぎが問題なだけであって、適度な時間であれば問題はありません。
スマホを触らせずにおもちゃで遊ばせたら、
コミュニケーションは増えるのですか?
増えないですよね。
スマホを触らせずに本を読ませたら、
コミュニケーションは増えるのですか?
増えないですよね。
スマホ子守が悪いのではなく、普段からコミュニケーションが取れていないことが悪いのです。
子供に恐怖心を植え付けることになる?
スマホ子守、特に鬼から電話は子供に恐怖心を植え付け、子供の教育に悪影響を及ぼすと言う人がいます。
これも当たり前です。
親から見ても怖い鬼の映像と、地鳴りのような鬼の低い声で怒られ、恐怖心が生まれない子供はいません。
少しでもわがままを言ったら、親が鬼から電話を使っていると、子供は怖くて何も出来ないでしょう。
しかし何度も言いますが、スマホ子守のやり過ぎが問題なのです。
適度な使用は何も問題はありません。
鬼から電話が無ければ、親が本気で怒るかもしれません、もしかしたら叫んだり手が出る場合もあるかもしれません。
その場合は子供に悪影響は無いのでしょうか?
あるに決まっています。鬼から電話以上に悪影響でしょう。
昔から、「言う事聞かないと山に捨てる」や「言う事聞かないと鬼が来る」なんてことは、日常的に言われていました。
今の時代はそれがスマホになっただけです。
このように、スマホ子守が悪影響という人は、「スマホ子守ばかりしている人」の話をしています。
適度な使用であれば、スマホ子守には何も問題がないのです。
スマホ子守(スマホ育児)反対の人は極論ばかり
スマホ子守を反対する人の意見は極論ばかりです。
極論を例示して、「だからスマホ子守を止めましょう。」ばかりを言うのです。
例えば
「スマホばかり触らせていると、本をめくることが出来なくなる」
これなんて典型的です。
スマホばかり触って、本を一切触らない子育てが悪いことなんて誰でもわかっているのです。
そんなおかしな子育てをしている人はいないでしょう。
「スマホばかり触らせていると、会話をせず言語能力に遅れが生じる」
これもおかしな話です。
スマホばかり触らせて、会話を一切していない子育てが悪いのは当たり前です。
「スマホを親子一緒に触って使い方や動画の話で盛り上がる。」
という考え方はスマホ子守否定派には無いのです。
大事なのは、スマホと上手に付き合って子守りをしていくことです。
スマホは便利ですが、スマホに頼りすぎない子守をしていくことがベストなのです。
しかし、スマホ子守反対派の人は極論ばかりを言って、スマホ子守を否定しています。
今子育て真っ最中で、大変な思いをしている親のことは考えていません。
これが新しい文化が出たらとりあえず否定する人たちです。
私は一方的に情報を受け取るだけのテレビを見るよりも
自分で情報を選択していくスマートフォンの方が、むしろ教育に良いと思っています。
スマホの使い方にルールを決める
しかし、スマホに頼りすぎたスマホ子守は悪影響があると言えます。
ですのでスマホ子守を行う場合は、きちんとルールを決めましょう。
使用時間を決める
子供と親の時間を大切にする為に、子供がスマホを使用する時間を制限しなくてはいけません。
子供がスマホを欲しがるたびに渡すのはやめて、スマホの使用時間をきめましょう。
スマホを子供に渡すタイミングに、ルール付けをするのは良いことです。
「ママがお風呂に入っている時だけスマホに子守を頼む」や、
「ママが洗い物や洗濯物をしている時にだけスマホに子守を頼る」というように、
ママが家事をしている時はスマホ子守OKという、ルールを決めるのが良いでしょう。
子供がスマホを利用する時間やスマホを子守アイテムに利用するタイミングをルール作り、
スマホを触ってはいけない時間は、親子で過ごす時間にしましょう。
してはいけない事を教える
外出先ではスマホを使っていけない場所があります。
映画館や電車の中では音声を出してスマホを観ることはできません。
それと歩きスマホはとても危険です。
前を見て歩かないことで、人や自転車とぶつかってしまい事故になることがあります。
ですのでスマホを使用できない場所や、歩きスマホをしてはいけないという事を、子供に教える必要があります。
スマホ子守(スマホ育児)に頼るのは最後の手段
スマホ子守に頼るのは、最後の手段と親が思っておきましょう。
何度注意しても言うことを聞かない、何度言っても兄弟喧嘩をする
親は注意したけれど、それでも言うことを聞かないときに初めて、鬼から電話を使うようにしましょう。
スマホ子守は頼りすぎると悪影響が大きくなります。
大事なのは適度なスマホ子守です。ですのでスマホ子守は最後の手段と思っておきましょう。
スマホは知育にも役立つ
スマホ子守は子供に良くないと言う意見が多いのですが、活用方法によっては子供の知育に役立つアイテムになります。
スマホアプリの中には、勉強に役立つアプリもたくさんあります。
知育に役立つアプリをスマホ子守に取り入れて、上手に活用してみてはいかがでしょうか。
いくつか知育に役立つアプリをご紹介します。
やったねできたねアンパンマン 子供向けのアプリ知育ゲーム無料
ゲームの中では、アンパンマンの仲間達のお手伝いをして話を進めていく知育アプリです。
アンパンマンを好きな子供は多く、知育アプリとしてとても人気があるアプリです。
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【Android】
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算数忍者〜たし算ひき算
子供がきらいな勉強を、ゲーム感覚で足し算・引き算を学習させる知育アプリです。
スマホ子守が心配なママでも、このように子供の勉強に繋がるアプリなら安心して利用できますね。
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まとめ
今回の記事は少し感情的になってしまいました。
と言うのもスマホ子守否定派は理想論ばかりをかかげ、
子育てで苦労している親のことを考慮していないからです。
スマホ子守が悪いのはわかった、じゃあ一体どうすればいいの?と聞くと
「子供の目を見て会話を大切に…」などと教えられ、
「そんなの出来ればしてるよ!」と言いたくなります。
上手にスマホと付き合った、スマホ子守に悪影響はありません。
しかしスマホを触らせてばかり、怒る時はいつもスマホ
このようなどっぷり使ったスマホ子守は子供の成長に悪影響です。
スマホ子守をするのは、最終手段。
でもスマホを使っても何の問題もない。
と思っておくと良いでしょう。
幼い子供に携帯を持たせるなら、スマホよりもキッズケータイがオススメです。
ひらがなを書く練習はみなさん何歳からしてますか?