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格安SIM(格安スマホ)に子供向けキッズケータイはあるの?

スマホを見ている女子高生

近頃、子供が小学生になったらスマートフォンを持たせる家庭が増えているそうです。

小学校低学年であれば「純粋なキッズケータイ」で、問題ありません。

しかし「純粋なキッズケータイ」は安全機能が強固で、いささか不便でもあります。
(例えば親としか通話できない、アプリは一切使えないなど)

ですので中学生~高校生になると「普通のスマホ」が必要になりますよね。

ただし「普通のスマホ」となると、月額料金は一気に上がります。

安くても月額6,000円。
高いと大人と同じレベルの月額10,000円にもなります。

ところで、今テレビやネットでよく見かける格安SIM(格安スマホ)に、子供向けのスマホはあるのでしょうか?

今回は子供向けの格安SIM(格安スマホ)について調べました。

格安SIM(格安スマホ)に対応したキッズ携帯(キッズケータイ)はあるの?

スマホを触る手
まず結論から書きますと、格安SIM(格安スマホ)で「子供向け」に特化したキッズ携帯はありません。

「TONE」と言う格安スマホが、子供向け機能が盛りだくさんですが、大人でも使えるため、特に子供向けと言うわけではありません。

その他有名な格安SIMである「マイネオ」や「LINEモバイル」では、
子供向けのスマホはおろか子供向けのサービスも行っておりません。

しかしご安心を。

これも後述いたしますが、
自分で「準備」をするのであれば、マイネオやLINEモバイルなどの格安SIMでも、子供向けスマホにチェンジすることが出来ます!

docomo/ソフトバンク/auは高い…

子供向けのスマホであれば、docomo/ソフトバンク/auなどの大手キャリアを使えば、たくさんあります。

しかしいかんせん「月額料金」が高くなります。

小学校低学年向けの「キッズケータイ」であれば「月額500円程度」で使用できますが、これはスマホではなく携帯です。
アプリをインストールすることも出来なければ、WEBサイトの閲覧も自由にできません。

子供向けのスマートフォンも販売されていますが、月額料金は「5,000円前後」になります。
これは大手3キャリアであれば、どこでも同じぐらいの料金となります。

格安SIM(格安スマホ)をキッズ携帯にする方法

子供向けのスマートフォン
前述したとおり、現在の格安SIM(格安スマホ)で「子供向け」のスマホはありません。

しかしTONEと言う格安SIMを使うか、親が自分でフィルタリングアプリなどをインストールすれば、子供向けのスマートフォンとして十分活用できます。

子供向けの格安SIM(格安スマホ)TONEを使う

tone
TONEと言う格安SIMは、2017年2月現在唯一、「子供向け設定」が搭載されている格安SIMです。

どのような子供向け設定が搭載されているかと言うと、下記の通りです。

  1. GPS(位置情報確認)機能
  2. アプリ利用時間制限機能
  3. 有害サイトフィルタリング機能
  4. 歩きスマホ防止機能

これだけの子供向け設定が搭載されているので、購入後はすぐに子供に持たせても安心なスマートフォンです。

TONE同士であれば通話が無料になるので、親もTONEにすればかなり出費が抑えられますね。

TONEの料金

月額料金:1,000円
「インターネットし放題」と「通話基本料込み」の金額となります。

TONE以外の電話への通話料金は「30秒18円」となります。
TONE同士であればどれだけ話しても無料です。

TONEのデメリット

大手キャリアと比べてかなり格安のTONEですが、やはりデメリットはあります。

まず電波が、大手ほど強くありません。
地下やビルに囲まれた場所では電波が弱くなるようです。
ただしWifiをキャッチしてLINE通話で話せば、普通に話せます。

GPS機能は、まれに位置情報が取れない場合があります。
ただし後述するGPSアプリを使えば、精度の高い位置情報が取れます。

最後に、通信速度が早くありません。
Youtubeや画像の多いサイトの閲覧には向きません。
Wifi接続にすれば、TONEの電波を使用しないためスムーズに閲覧可能です。

↓TONEの申込みを検討する方はコチラ↓
TONE

マイネオやLINEモバイルを使って「準備」する

mineoとLINEモバイル
格安SIM大手と言えば、マイネオやLINEモバイルですが、これらの格安SIMを使って子供向けのスマホにすることも出来ます。

子供向けのスマホに必要な機能のほとんどは、「アプリ」で対策が出来るのです。

位置情報を取得するGPS機能、有害サイトやアプリを遮断するフィルタリング機能、防犯ブザー機能、これら全てアプリを取れば、搭載できる機能なのです。

先ほど紹介したTONEは、「電波が弱い」「通信速度が遅い」デメリットがあります。
しかし「大手格安SIM」は、電波が3キャリア並に強いので安心です。

ちなみにマイネオもLINEモバイルも、「すでにお持ちのスマートフォン」を使いまわすことが可能です。
対応機種は限定されますが、使い回せれば端末を買わずに済みます。

マイネオで使いまわせるDocomo端末

マイネオで使いまわせるau端末

LINEモバイルで使いまわせる端末

マイネオの料金

月額料金:1,310円~
(090番号無しプランは700円~)

「月額1,310円~」からマイネオを利用できますが、これは通信容量が「月間500MB」のプランです。

利用者によっては少ないので「月間3GB」のプランがオススメです。
こちらは「月額1,510円~」利用可能です。

ちなみにマイネオは、格安SIMの中では珍しく「実店舗の数が多い」格安SIM会社です。

実店舗が多いので、聞きたいことや困ったことがあれば来店して聞くことが出来ます。

↓マイネオの申込みを検討する方はコチラ↓
mineo

LINEモバイルの料金

月額料金:1,200円~
(090番号無しプランは500円~)

LINEモバイルはとても安く、「月額1,220円~」利用ができます。
最安値のプランでも通信容量は「1GB」あるので、このプランでも十分な人は多いでしょう。

さらにLINEモバイルは「通信量としてカウントしないサービス」があります。

最安値のプランであれば、「LINE」をどれだけ使っても通信量にカウントされません。
1GB使い切っても、LINEはスムーズに使うことが出来るのです。

プランを上げると「カウントしないサービス」が増え、ツイッターやフェイスブックも通信量としてカウントされなくなります。

↓LINEモバイルの申込みを検討する方はコチラ↓
LINEモバイル

格安SIMのデメリット

マイネオやLINEモバイルのような格安SIMは、料金がかなり安いのですが、デメリットもあります。

それが「回線混雑時にネットが重くなる」です。

昼休みの時間や夜の20時頃は、他のユーザーも沢山利用するため、少しネットが重くなります。
ただし、LINEモバイルはまだ新しいサービスですのでスムーズです。

ネットが重くなってもWifiに切り替えれば、問題なく閲覧できます。
Wifi利用時は、格安SIMの電波を利用していないためです。

子供用スマホに入れておきたいアプリ

格安SIMのスマートフォンを手に入れても、すぐに子供に渡すと危険です。

なぜなら特に子供向けの機能が搭載されているわけではないので、位置情報取得が出来なければ、フィルタリングも出来ないからです。

格安SIMのスマートフォンには、下記のアプリを入れましょう。
ほとんど無料ですが、有料のアプリには金額を記載しています。

Life360(GPSアプリ)

life360
Life360はGPSを使って、「子供が今どこにいるのか?」「子供が通ったルート」を確認できるアプリです。

事前に登録しておいた「場所」に到着すれば、親のスマホに通知が届くと言う機能もあります。

GPS機能は情報を渡すのが少し怖いという人もいるかもしれません。
しかしLife360は「Yahoo」がプロモーションを行っているので、信用できるアプリです。

[Android版] ダウンロードはこちら

[iPhone版] ダウンロードはこちら

モバイルフェンス(フィルタリングアプリ)※現在Androidのみ

モバイルフェンス
モバイルフェンスは、有害なサイトの閲覧やアプリのインストールを制限する、フィルタリングアプリです。

さらに子供が使用したアプリの一覧をチェックできたり、アプリの使用時間を制限する使い方も出来ます。

「モバイルフェンスはGoogleplayの評価が低くて心配…」と言う方はご安心を。

評価が低いのは「機能制限をされた子供が低評価を付けているため」です。
子供が怒るほど、優秀なフィルタリングアプリと言えるでしょう。

[Android版] ダウンロードはこちら

i-フィルタ(フィルタリングアプリ)

i-フィルタ
iPhoneの方はモバイルフェンスを利用できませんので、i-フィルタを利用しましょう。(Androidにも対応しています。)

i-フィルタはかなり強力なフィルタリングサービスで、オフィスや学校法人でも使用されています。

閲覧サイト・利用アプリの制限が優れており、世界中の有害サイトのうち「96%」をブロックします。

マルチデバイスアカウントを購入すれば、スマートフォンだけでなくパソコンにも、フィルタリング機能を搭載できます。

i-フィルタは有料アプリです。
料金は「年間4,320円」で、月額に換算すると360円です。

[Android版] ダウンロードはこちら

[iPhone版] ダウンロードはこちら

DigiPolice(防犯ブザー)

DigiPolice

DigiPoliceには警視庁からの速報連絡や相談窓口の紹介などがありますが、防犯ブザーの機能も搭載されています。
(ただし警視庁からの連絡なので、事件情報などは都内のみ)

防犯ブザーはアプリの下の方に設置されています。
防犯ブザーが作動した時に親のスマホへ通知が届くように設定できます。

[Android版] ダウンロードはこちら

[iPhone版] ダウンロードはこちら

通話ブロッカー(電話制限)※現在Androidのみ

通話ブロッカー
悪質詐欺の電話や、知らない大人からの連絡を遮断するためには、「電話帳に載っている人以外からの着信を拒否」しましょう。

アプリを起動後右上にある「設定」をタップし、「ブロックモード」をタップしましょう。
「ホワイトリストを許可+連絡先」を選べば、電話帳と自分で選んだ連絡先以外からの着信は拒否出来ます。

[Android版] ダウンロードはこちら

iPhoneの方は、iPhoneの設定から「電話帳以外の着信拒否」を行えます。

まとめ

いかがでしたか?
2017年現在、格安SIMで「子供向け」スマホを販売している会社はありません。

ただし子供向けスマホに近いTONEを使用したり、マイネオやLINEモバイルのスマホにアプリをインストールすることで、「安全な子供向けスマホ」を作ることが可能です。

格安SIMの魅力はなんといっても、「価格の安さ」です。
少しの手間はありますが、私のオススメはマイネオやLINEモバイルなど、大手格安SIMのスマホにアプリをインストールすることです。

通話や通信はほぼ大手並みのクオリティですが、料金は月額1,500円ほどですので、家計に優しいですね。

記事内で紹介した格安SIMの会社を最後にもう一度まとめます。

TONE(月額1,000円~)
TONE

マイネオ(月額1,310円~)
mineo

LINEモバイル(月額1,200円~)
LINEモバイル


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凛鈴パパ

凛鈴パパ

年子の姉妹を持つ2児パパです。お金のことや法律の記事を書くのが得意です。賢く得が出来る記事を書いていきます。

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