サーフィンをするには、色々な道具が必要です。
サーフボードだけでは始められないので、一つずつ確認していきましょう。
サーフィンを始めるにはどんな道具が必要?
実はサーフボードだけでサーフィンはできません。
身軽に見えても、サーフィンには様々な道具が必要になります。
例えば、水着とはまた違うボードショーツや波に乗る板になるサーフボード、舵取りの役割であるフィン、安全に楽しむために必要なリーシュコード、滑り止めのサーフワックスなどなど。
一見したら使い方がわからないようなものもあります。
しかし使い方を正しく知って、初めて機能するものです。
「今からサーフィンを始めてみたい」と思っている初心者にもわかりやすく、例に挙げた5つの道具を紹介します。
サーフボード
サーフィンをしたことがない人でも、サーフボードは目にしたことがあるのではないでしょうか?
そんなサーフボードにも様々な大きさがあり、大まかに4つに分類できます。
値段とともに紹介していきます。
①ロングボード・・・8万円~
274cmのボード。大きいのでかさばることが玉に瑕です。しかし安定性があり、初心者でも乗りやすいボードです。
小回りが効かないので、俊敏な動作は不得意です。
②ファンボード・・・5万円~
セミボートとも呼ばれる200cm~260cmくらいのボードです。ショートとロングの間の性質を持ちます。
ショートボードより波に乗りやすく、ロングボードより持ち運びやすいです。
ロングボードは持ちづらいと感じる方にもおすすめできるボードです。
③ショートボード・・・3万円~
190cmくらいまでの比較的小さいボードを指します。
波に乗りづらい反面、回転しやすく持ち運びも簡単です。
④ボディボード・・・1000円~
~110cmくらいまでの小型ボードです。
足にフィンをつける必要があり、陸に上がると歩きづらいです。
海水浴の規制がされていても波に乗ることができます。
上記の説明を踏まえて、初心者にはファンボードをおすすめします。
特に横幅が広いボードを選ぶと安定性が増すので、初心者にはぴったりだと思います。
まずは膝から腰くらいまでの小さい波に乗って練習してみましょう。
値段で足踏みしてしまう場合は、中古で購入するのも手です。
できればサーフィン経験者と一緒に選びましょう。
フィン
フィンはボードの方向性を安定させて、舵取りをしてくれる役割があります。
フィンの数はシングルからクワッドまで(1~4)あります。
取り付けると、魚のお腹のヒレのように見えます。
フィンの数が増えるほど駆動性が増しますが、直進性は減ります。
初心者の方には、上級者になるまで使い続けられる点で、トリプルをオススメします!
楽天やアマゾンで1000円台から購入できますが、5000円程度のものが品質も良いでしょう。
リーシュコード
ボードとはぐれることを防止するための、足首とボードを繋ぐコードです。
非常に大切な道具で、命綱とも呼ばれることもあり、切れにくい素材でできています。
利き足の膝下~足首につけて使います。
荒波に襲われたりしたときにサーフボードが側にあるかないかで、陸まで戻る大変さが違います。
削れる危険性は、とことん削っていきましょう。
参考価格は3000円程度です。
身の安全に関わる大事な道具なので、惜しまず有名ブランドに出費しましょう!
ボードショーツ
「ボードショーツって、ただの水着なんじゃないの?」と思われる方も多いかもしれません。
しかし名称を分けているだけあって、しっかりと違いがあります。
見た目は服のショートパンツに近いのが特徴で、水着用インナーと重ねばきする場合も多いです。
道を普通に歩いていても違和感がない、オシャレなデザインのものもたくさん手に入ります。
サーフィンに耐えられる耐久性と、サーフワックスを入れられるような大きいポケットもついています。
有名メーカーでも5000円代後半から販売されています。
サーフワックス
サーフワックスと聞いても、どこに塗るのかピンとこない方も多いかもしれません。
実はサーフボードの上面(デッキ)に塗ります。
滑り止めの役割を担うもので、手足のグリップ力を増してくれます。
季節によって様々なワックスが用意されていて、香りがついているものもあります。
値段は200円~900円くらいまでです。
毎日使っていると1ヶ月経たないうちになくなってしまうようなものですので、奮発の必要はありません。
違う種類のワックスを何度も重ね塗りしてきた場合は、しっかりリムーバーを使用しましょう。
その他持っていると便利なアイテム
必要最低限の道具は今まで紹介してきたので、ここからはあると便利なグッズを紹介していきます。
①サーフィン用耳栓
冬場は冷たい水が耳に流れ込んできます。
サーファーズイヤーと呼ばれる、軟骨の変形が起きる可能性があるので、サーフィン用の耳栓を購入すると良いです。
耳の穴を塞ぐけれど、音は聞こえる優れものです。
1000円~5000円ほどで購入可能です。
②腕時計
ついつい時間を忘れてサーフィンしてしまうことも多いので、予定がある日は腕時計があると便利です。
防水かつ耐久性のあるモデルを選びましょう。
人気なのはやはりG-shockのようですが、GPSを搭載している腕時計を使用するサーファーもいるようです。
3000円~購入可能です。
③インナー
冬場寒い時、ウェットスーツの下に着用できるインナーです。
体が冷えると、思ったようなパフォーマンスができなくなるので、保温は肝心です。
1000円~3000円程度で購入可能です。
④日焼け対策
日焼けが目や皮膚の病気を招くこともあります。
海外ではオゾンホールの影響で、ニュージーランドなど紫外線が特別強い国もあるので、紫外線にも気を遣いましょう。
塗り直しが簡単なスティックタイプの日焼け止めやサーフハット、サングラス等でしっかり健康を守りましょう!
上記の3つを有名なメーカーから購入すると約1万円ほどです。
サーフィンの初期費用は?
必要な道具や便利グッズを紹介した中で、値段に驚いた方も多いのではないでしょうか?
参考価格を合計してみます。
基本的な道具 | |
---|---|
ファンボード | 50,000円 |
フィン | 5000円 |
リーシュコード | 3000円 |
ボードショーツ | 5000円 |
サーフワックス | 500円(中間値) |
計 63,500円 |
便利グッズ | |
---|---|
サーフィン用耳栓 | 5000円(中間値) |
腕時計 | 3000円 |
インナー | 2000円(中間値) |
日焼け対策 | 10,000円 |
計 20,000円 |
基本的な道具と便利グッズの合計は83,500円です。
想定金額ですので、これより多かったり少なかったりする場合があります。
どちらにせよ初期費用はかなり高額になります。
趣味でサーフィンをやろうと思っている方には、なかなか敷居が高いものでしょう。
まだサーフィンが自分に合っているのかわからない状態では不安も多いのではないでしょうか?
実際、もし続ける気がなくなってしまったら、かさばる道具たちが収納の邪魔になります。
自分で道具を買い揃える前に、本当に自分はサーフィンを続けられるのか、まずは体験してみましょう。
例としてサーフィン体験スクールがあります。
買い揃える前にサーフィン体験スクールを受講するのがおすすめ
サーフィンをとりあえず体験するのが大切!というお話をしましたが、特にサーフィン体験スクールがおすすめです。
道具を貸し出してもらえるので、自分で買い揃えるより安くサーフィンができます。
他にも、プロがそばで教えてくれるなどのメリットもあります。
体験するだけなら経験者の友達に道具を借りて教えてもらおうかな、と思うかもしれません。
しかし初心者のサポートをするには、熟練した技術が必要です。
未経験の人は予測できない動きをしますし、お互いに怪我をしてしまうこともあるかもしれません。
サーフィン体験スクールで教えている講師の方なら、数多くの初心者たちに教えてきた経験があります。
万が一怪我をしてしまった場合の手当も手慣れています。
最初のサーフィン体験に安心して挑むためにも、スクールをおすすめします。
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