歯磨きを嫌がる子どもの歯を磨く方法&おすすめグッズ
子育てに奮闘するママたち、お子さんの歯磨きで苦戦していませんか?
子どもの歯が生えてくると、虫歯が気になりますよね。
子どもは自分で歯磨きすることができないので、どうしても親がチェックして磨いてあげないといけません。
しかし・・・
歯磨きを嫌がる子って、すごく多いんです!
「泣きわめく子どもを押さえつけてまで、歯を磨くのは可哀想…」
「無理やりすると余計に歯磨き嫌いになってしまうんじゃ…」
毎日しなきゃいけないことだから大きな悩みだし、そんな日が続くと親も子どもも苦痛になりますよね。
そんな人に読んで欲しい!
今回は歯磨きを嫌がる子どもの、歯を磨く方法やおすすめのグッズをまとめました(*^^*)
このページの目次
歯みがき嫌いの子どもの歯を磨く方法
歯みがき嫌いの子どもの歯を磨く方法を紹介します。
とはいっても、子どもは口の中に得体の知れないものを入れられると抵抗します。
大人も同じですよね(笑)
親としては虫歯が気になるから、嫌がったとしてもそのままにはできない…
なんとしても歯を磨いておきたいものです。
絶対コレッ!っていう方法は一つではありません。
子ども一人一人タイプも違いますので、
試しながら子どもが嫌がらない方法を色々と探っていきましょう。
ぬいぐるみやパペットを使う
ぬいぐるみやパペットを使って子どもの歯磨きを応援する方法があります。
パペットは口が大きく開くのが特徴です。
歯ブラシを使ってパペットの歯を磨く真似をすれば、子ども自身も楽しんで口を開けてくれるでしょう。
子どもに人気のヒーローやお気に入りのぬいぐるみを使って、声真似をしてみてください。
子どもは単純なので、効果を発揮するはずです。
歯みがきを頑張ろうと意欲が高まりますよ。
鏡(ハンドミラー)を持たせる
歯みがきしている自分の口を、鏡(ハンドミラー)で見せるという方法があります。
自分の口の中の様子を鏡で見ることができるので、興味津々になって歯ブラシをすんなり受け入れてくれます。
「あーんしてごらん」
「上の歯ゴシゴシするよ~」
など声をかけながら歯みがきしていくといいでしょう。
子どもも何をしているか自分の目で確かめることができるので、不安は薄れます。
鏡がない場合は、スマホのインカメでも可能です。
ただし子どもの頭を膝に乗せて、仰向けで磨く際は、子どもが持っても重くないものを選んでくださいね。
手が滑って顔面に落ちてしまうこともありますので^^;
歯ブラシを持たせる
親による歯みがきを嫌がる場合は、自分で歯ブラシを持たせるのもいいでしょう。
小さい子どもが持ちやすい【リング型】の歯ブラシも売っています。
子どもが興味を持って自分で歯ブラシを口に入れたら、
親がすきを見て、別の歯ブラシを使って磨いてあげてください。
自分で歯ブラシを動かして歯を磨く真似をするようであれば、次回からも続けてみましょう。
歯ブラシの感触を自分で確かめることで、歯みがきに対する抵抗が少しずつ薄れていくと思いますよ。
小さな子どもは自分で歯ブラシを持つと、ガジガジと噛んでしまい、毛先が折れてしまうこともあります。
これでもいいんです。
「噛んじゃダメ!」と言って、怒ってしまうと歯みがき嫌いに逆戻り…なんてことも。
子どもに歯みがきの興味を持たせることから始めてみましょう。
〇〇しながら歯みがき
歯みがきをさせるなら、〇〇しながら歯みがきが効果的です。
例えば
- テレビを見ながら
- おもちゃをもちながら
- 歌を歌いながら
- 数を数えながら
など…。
歯みがきが嫌いな子どもは、ママの膝の上に頭を載せて、じっとして磨かれるなんて苦痛です。
泣きわめいて歯みがきどころではないなんてことも…。
子どもはテレビを見ながら、手におもちゃを持ちながらなどで気を紛らわせることができます。
子どもの目を引くようなものを用意してから歯みがきを始めてみてください。
動画(YouTube)を見せる
歯みがきに効果的な動画(YouTube)があります。
『はみがきのうた』♪東京ハイジ
6千万回再生とビックリするくらい一番再生回数の多い歯みがき動画です。
実際に子どもに見せてみましたが、音楽とシンプルなイラストで、子どもが興味を持って見てくれました。
動画を見せながら一緒に歯みがきさせることに成功できました♪
他にも・・・
実際の子どもが登場する教育テレビの『はみがきじょうずかな』は、
私自身も小さい頃によく見ていた思い出があります。
自分と同年代の子どもが一生懸命歯みがきしている様子を目の当たりにすると、刺激を受けますよね。
歯みがきしないとどうなるのか、教えてくれる内容の動画もあります。
虫歯を体験したことのない子どもに、虫歯になるとどうなるかなんて話しても伝わりにくいですが、
アニメーション動画だとわかりやすいですよね。
しまじろうやアンパンマンなど、子どものすきなキャラクターが登場するものだと興味津々で見てくれますよ。
親も子どもと一緒に歯みがきする
歯みがきを嫌がる子どもの前で、親も一緒に歯磨きをする方法があります。
子どもに歯みがきをさせる際、親は眉間にシワが寄っていませんか?
嫌がる子どもに歯みがきをさせるとなれば、親自身は余裕でニコニコ…
なんてなかなかできませんよね。
子どもだってそんな親の顔を見れば、自分一人だけ嫌なことをさせられるのは余計に抵抗があります。
なので気持ちを切り替えて、子どもと一緒に親も楽しく歯みがきをしましょう。
「ママ(パパ)も一緒にしよ~っと」と目の前で一緒にすると、
つられて子どもも一緒に歯みがきができる場合があります。
家族全員巻き込んでするのもいいですよね。
自分だけ歯みがきしないのは、取り残された気分にもなりますので効果的です。
子どもの歯みがきが楽になるおすすめグッズ(年齢別)
子どもの歯みがきが楽になるおすすめグッズを紹介します。
子どもは成長によって口の機能が発達したり、歯の本数が増えたりします。
そのため大人と違って、成長に合わせた道具を適切に使うことが大切です。
歯みがきをスタートする年齢ですが、
子どもの歯が生え始めた頃から始めましょう。
0歳頃(6ヵ月頃)~
一般的には生後6ヵ月~9ヶ月頃に乳歯が生え始めます。
歯の生える時期は個人差がありますので、歯が生え始めた頃を目安に始めるといいですよ。
子どもの歯は、下の前歯から生えることが多いです。
(もちろん個人差があるので上の歯から生えてくる子どももいます)
それでは0歳頃(6ヵ月頃)~おすすめの歯みがきグッズを紹介します。
ガーゼ
歯が生え始めたばかりの子どもにオススメのグッズは、ガーゼです。
歯が生え始めたばかりの子どもは、奥歯まで生え揃っていません。
また歯茎も弱く、刺激に弱いので歯ブラシでゴシゴシ磨かなくても大丈夫です。
ガーゼを使って、歯についた汚れを優しく拭き取ってあげましょう。
少しずつ歯みがきの行為に慣れさせることもできます。
市販のものでも『はみがきシート』というものが販売されています。
これは個包装になっているので、衛生的でおでかけにも便利です。
歯が生え始めた子どもでなくても年齢問わず使えるので、外出時に持ち運べるようにしておくのもいいですね。
HAMICO
0歳~使う歯ブラシでオススメなのが【HAMICO】です。
これは『歯みがきが好きになるベビー歯ブラシ』というキャッチコピーで、
歯科医師と歯科衛生士の思いから生まれた歯ブラシです。
- 子どもが歯みがきに慣れること
- ママがしっかり磨いてあげられること
- 安心して使えること
HAMICOはこの3つを大切に考えられた子どもとママ思いの設計になっています。
一般的な歯ブラシは棒状です、よく喉まで歯ブラシを突っ込んで、「オエッ」となる子どもいますよね。
そのため歯ブラシを持たせるときは、危険で目が離せません。
HAMICOは子どもが握りやすいリング型になっています。
またブラシが喉まで届かない安全設計です。
だから子どもの歯みがきトレーニングや仕上げ磨きに最適なのです。
子どもだけでなく、大人の心もくすぐるようなカラフルで可愛いデザイン、形なのでプレゼントにも最適ですよ(*´ω`*)
ジェル状歯みがき
0歳~使う歯ブラシとセットでオススメなのがジェル状歯みがきです。
ジェル状歯みがきは、一般的な歯みがき粉と違ってジェルなので泡立ちません。
うがいができない子どもでも安心して使えます。
ジェル状歯みがきは、以下のものがおすすめです。
- 発泡剤不使用
- 研磨剤不使用
- 着色剤不使用
- 合成香料不使用
- 人工甘味剤不使用
子どもの歯はまだ未熟でデリケートなので、研磨剤配合のものでゴシゴシ歯を磨いてはいけません。
また小さな子どもはうがいができない分、飲み込んでも安心安全なものが良いですよね。
1歳半頃~
1歳半頃になると、徐々に歯の本数が増えて食べられる物の種類も増えてきます。
そのため、毎日の歯みがきが大切になってきます。
親も歯みがきにならないか神経質になりますし、子どもはもっと歯みがきを嫌がって抵抗する時期でもあります。
しかしグッズに頼れば歯みがきが少しだけ楽になることもあるので、
悩まずにまずは試してみると良いですよ。
それでは1歳半頃~オススメの歯みがきグッズを紹介します。
360度毛歯ブラシ
1歳半頃~オススメしたい歯ブラシは【360度毛歯ブラシ】です。
360度毛歯ブラシはその名の通り、ブラシ部分が360度隙間なく柔らかい毛がぐるっと覆っています。
どの面でも磨くことが可能なので、歯ブラシを持ち替えたり、向きを変えたりしなくてもいいんです。
360度毛歯ブラシは子どもでも磨きやすいのですが、ママの仕上げ磨きにも最適です。
また子どもが歯ブラシを噛んでしまい、毛先が折れてこまめに買い換えなきゃいけない人も多いと思います。
メーカーによっては、子どもが噛んでも型くずれしにくいものもありますので、
いろいろなメーカーのものをチェックしてみてくださいね。
キシリトールタブレット
【キシリトール】って言葉は、ガムなどに配合されているのでよく耳にしますよね。
キシリトールは、虫歯の原因となる歯垢や酸を作らないという効果があります。
これがタブレットになって販売されているのが【キシリトールタブレット】です。
キシリトールタブレットは、噛まずにゆっくりと舐めることで虫歯の予防効果が期待できます。
キシリトールタブレットは、いちごやぶどう、オレンジなど味がついているので子どもが喜んで口にします。
しかしタブレットだけで完全に虫歯予防ができるわけではないので、やはり歯みがきはしないといけませんね。
子どものおやつや歯磨き後のご褒美として与えましょう。
タブレットが食べたいという思いで、歯みがきを頑張ってくれるかも…☆
3歳頃~
3歳頃~になると乳歯が生え揃います。
徐々に自分で歯ブラシを持って歯磨きする習慣を身に付けて行きましょう。
うがいも徐々にできるようになり、歯みがきの大切さを理解できるようになってきます。
この年齢は、毎日歯みがきをする習慣を身に付けさせるためにも、子どものお気に入りのグッズを用意する方法がおすすめです。
お気に入りのキャラクター歯ブラシ
子どものお気に入りのキャラクター歯ブラシを用意しましょう。
お気に入りのものだと、自分の持ち物に意識をもてるようにもなるだけでなく、
苦手な歯みがきの時間も少しだけ楽しみになります。
特に買ってもらったばかりのときって嬉しくて大事に使いますよね。
歯ブラシは子どもの好きなキャラクターのものを自分で選ばせるようにしましょう。
嬉しくて自分からすすんで歯みがきしてくれるかも…(#^^#)
フレーバー付き歯みがき粉
うがいができるようになれば、歯みがき粉を使っても大丈夫です。
子ども用の歯みがき粉には、美味しそうないちごやぶどうなどフレーバー付きのもの、
キャラクターデザインのものもあります。
歯みがき粉も子どものお気に入りのものを使うといいですね。
泡が出てしっかり磨けると、口の中もスッキリして気持ちよさを味わうことができますよ。
特に子どもの虫歯を予防したい人は・・・
子どもの虫歯を予防したい人は、フッ素配合の歯みがき粉がオススメです。
フッ素は歯を強くし、虫歯になりにくくします。
しかしフッ素配合の歯みがき粉を使ったからといって、絶対虫歯にならないというわけではありません。
虫歯にさせないためには、毎日の丁寧な歯みがきや規則正しい食習慣を心がけましょう。
また歯科医師がオススメするものや、歯科医師と共同開発したものも販売されていますのでチェックしてみるのもいいですね。
仕上げ磨きは何歳まで必要?
永久歯は6~12歳くらいまでに順番に生えてきます。
永久歯が虫歯にならないように、できれば小学生のうちは仕上げ磨きやチェックをしてあげましょう。
自分でキレイに磨けるようになったら仕上げ磨き卒業です。
ただし仕上げ磨きが卒業しても、磨き残しがないか、虫歯になっていないか定期的にチェックしてあげましょう。