子どもは眼鏡かコンタクトどっちがいい?
最近テレビやデーム、スマホなどの影響によって、視力が低下している子どもが増えています。
視力が落ちてきたときに必要になってくるのが【眼鏡】もしくは【コンタクト】です。
そこで気になるのが「眼鏡かコンタクトどっちが良いの?」と言うこと。
特に「コンタクトって目に悪くないの?」と気になるママが多いようです。
今回は、子どもの目が悪くなった場合に眼鏡かコンタクトのどちらが良いのか?それぞれのメリットとデメリットをまとめました。
このページの目次
コンタクトのメリットとデメリット
コンタクトは眼鏡に比べて「つけている感」が少なく見た目的にもわからないので、子どもは眼鏡よりもコンタクトを選びがちです。
しかし、コンタクトは衛生面や扱い方に注意が必要です。
そんなコンタクトのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
メリット
コンタクトのメリットは下記があげられます。
- 外見が変わらない
- 視野が広い
- 温度差で曇らない
- 視界の歪みがない
- 左右の視力が大きく異なる人に適している
やはり外見が変わらないのが、最大のメリットです。
外見が変わらないからコンタクトが良いという場合が多いですね。
また、子供の場合左右の視力が大きく違う場合があります。
そのような場合、眼鏡ですとレンズが分厚くなって見るからに分かるのですが、コンタクトはそこまでわかりません。
デメリット
対してコンタクトのデメリットはこちらです。
- 使い方によって目を痛めることがある
- 洗浄・ケアなどの手間がかかる
- 目の病気になる可能性がある
- 目が乾燥しやすくなる
- 装着時間を気にしなくてはならない
最大のデメリットは、衛生面でしょう。
眼鏡であれば洗う必要はありませんが、コンタクトはこまめに洗わないと病気になったり傷ができたりします。
眼鏡のメリットとデメリット
子供の頃はメガネを掛けるのを嫌がる子がいます。なぜなら周りの目が気になるからですね。
しかし、眼鏡はコンタクトにはないメリットがたくさんあります。
眼鏡のメリットとデメリットはどんなものがあるのでしょうか?
メリット
眼鏡のメリットはこちらです。
- 装着時間に制限がない
- 目を傷つけることがない
- 眼球に指が触れないため、衛生的である
- 年齢を問わず使える
眼鏡の最大のメリットは「いつでも」「いつまでも」かけられることです。洗浄の必要もありませんので手軽ですね。
デメリット
眼鏡のデメリットはこちらです。
- 見た目が変わる
- レンズが曇ると見えにくい
- 紛失や破損トラブルが多い
- 壊れる恐れがある
- 目が疲れる
- スポーツする時不便に感じる
大人であれば大したデメリットではない、「見た目が変わる」ですが、子供からしたら重大です。
また、スポーツをしている場合、練習中や試合中にかけることができないことが多いのも不便ですね。
眼鏡・コンタクト共に一長一短がある
眼鏡とコンタクトには、それぞれメリットデメリットがあることがわかったかと思います。
「っで、結局どっちが良いの?」と思いますが、正直子どもが中学生以上であれば、眼鏡でもコンタクトでもどっちでも問題はありません。
大事なのはそれぞれのメリットを受けつつ、デメリットは極力排除していくことです。
これは一体どういうことかというと、例えばコンタクトの場合は最大のデメリットである「衛生面」があります。
ですのでコンタクトを使う場合は最初は親が徹底洗浄して下さい。
その後に子供に洗浄方法を丁寧に教えましょう。これでコンタクトのデメリットを排除できます。
眼鏡の場合は、紛失や破損してしまうデメリットがあります。
これは眼鏡を置く場所を決めたり、時々ネジの調整をしたりすることで防ぐことができます。これで眼鏡のデメリットを排除できます。
ですので、それぞれのデメリットを把握しそのデメリットを排除すれば、眼鏡かコンタクトで迷う必要はありません。
正しく使うコンタクトは不安じゃない
やはり子どもの目に直接入れて視力の矯正をするコンタクトは、安全面でも不安になりますよね。
ですので、視力矯正の為に使うのは眼鏡のほうが良いと思ってしまいます。
ですが子どもがスポーツをする場合、眼鏡では支障があることがあり、コンタクトでないとプレイできないこともあります。
例えばサッカーでしたらヘディングをすることがありますので、眼鏡でしたらレンズが割れてしまう可能性も有り危ないですからね。
そんな時は、コンタクトを使うしかありません。
「コンタクトで視力が余計悪くなるんじゃないか?」
「目の病気になるんじゃないか?」
と不安になるママもいるかと思います。
ですがコンタクトは正しい使い方をすれば、何も不安になることはありません。
コンタクトをつけるから視力が悪くなるのではなく、正しい使い方をしないから目が悪くなるのです。目の病気も同じことが言えます。
目に負担がかからないように必要な時以外はコンタクトを外し、コンタクトのケアもしっかりおこなっていれば、視力の低下も、目の病気になることもないのです。
子どものコンタクトデビューはいつから?
子供の時からコンタクトを付けることに抵抗を感じる親は少なくありません。それでは子供は一体何歳になったらコンタクトデビューをしても良いのでしょうか?
実はコンタクトには年齢制限はなく、何歳からでも着けることが可能です。ですがあまりにも早い時期(小学生以下)からコンタクトをつけることは、オススメできません。
なぜなら子どもの眼球は大人に比べて未成熟なので、コンタクトレンズを装着することによる目への影響は大きいと言えます。
ですのでスポーツなどで、どうしてもコンタクトを使う必要がある場合は「その時だけコンタクトを使用する」というように、最低限の装着時間を心がけてください。
一般的に中学生になればコンタクトを付けても問題はないと言われています。
何円くらいの眼鏡、コンタクトがいい?
眼鏡を購入するにしても、コンタクトを購入するにしても、どれくらいの金額の物が良いのでしょうか?
眼鏡の場合
町の眼鏡屋さんは高く、量販店の眼鏡屋さん安い、そんなイメージが眼鏡にはありますよね。
高いレンズを使えば、安いレンズより質が良いですが、実際のところあまり大差がないと言えます。
ですので子どもが眼鏡を使うにあたって、そこまで高額な眼鏡を購入する必要はありません。むしろそれほど高くない眼鏡を選ぶほうが良いでしょう。
なぜかと言いますと、子どもは眼鏡の扱いが雑になってしまうことがありますのでレンズにすぐ傷が付きやすく、レンズを取り替えることが多くなる可能性があるからです。
それに、子どもは成長しますのでフレームが合わなくなってしまい、買い換える頻度が高くなると思っておいたほうが良いでしょう。
これらのことから、子どもの眼鏡は安めの価格を選ぶ方がいいでしょう。
コンタクトレンズの場合
コンタクトは使用期間や品質によって色々な種類があり、値段もさまざまです。
ですが、子どもが装着するコンタクトは、お値段というより使用期間や品質を重視した方が良いでしょう。
直接目に入れるものなので、1ヶ月や1年といった長期使用できるコンタクトはケアが大変になります。
ですので、子どものコンタクトは衛生面を考えて、ワンデーか2ウィークを選ぶご家庭が多いようです。
ワンデーでしたら使い捨てなので、毎回新しいコンタクトを使用することができます。
特に衛生面での心配が軽減されますのでオススメですよ。
ソフトレンズ・ハードレンズの違いは?
コンタクトレンズには【ソフトレンズ】【ハードレンズ】とレンズの硬さが2種類あります。
それぞれのメリット・デメリットをまとめましたので、両方の特徴を把握し、お子さんに合ったレンズのタイプを選びましょう。
ソフトレンズの特徴
ソフトレンズの特徴としては、ハードレンズに比べ柔らかく扱いやすいです。
ソフトレンズは様々な種類のものが売っていて、費用も手頃です。
基本的に使い捨てタイプなので、ワンデー、2ウィーク、1ヶ月と選べます。
特にワンデーはレンズを外したら捨てるだけなので、ケアする必要はありません。
【ソフトレンズのメリット】
- 痛みを感じにくい
- ズレにくい
- 使い捨てタイプがあるのでケアが楽
- スポーツに適している
【ソフトレンズのデメリット】
- 目が乾きやすい
- ゴミやホコリが目に入っても気づきにくい
- 保存液を常備する必要がある
ハードレンズの特徴
ハードレンズは、レンズが硬いのが特徴です。
ハードレンズは使い捨てタイプがなく、常用タイプのみです。
頻繁に買い換える必要はありませんが、紛失したりレンズを割ってしまったりすると購入する必要があります。
使い捨てでない分、費用はお高めです。
【ハードレンズのメリット】
- 目が乾きにくい
- 水洗いできる
- 使い捨てタイプがないので、頻繁に買い換えなくて良い
【ハードレンズのデメリット】
- ズレやすい
- 慣れるまでは違和感を感じる
- 購入時は費用が高め
いかがでしょうか?
コンタクトレンズはケアしなければ視力が落ちたり、目の病気にかかったりしますので、
自分でケアしやすいものを選ぶといいですね。
徐々にコンタクトレンズの扱い方に慣れてきたら、用途や費用を考慮して選ぶといいでしょう。
まとめ
眼鏡とコンタクトのどちらが子どもにとって良いのか比べる為にも、眼鏡とコンタクトのメリットとデメリットをあげてみました。
眼鏡をかけるにしても、コンタクトを付けるにしてももっとも重要なのは「デメリットを排除すること」です。
もう一度それぞれのメリットデメリットを読んで、デメリットを排除するにはどうすれば良いか親子一緒に考えてみましょう。
1番良いのは、コンタクトと眼鏡を併用することです。
コンタクトレンズを購入するにしても、眼鏡は必要になります。
目が傷ついていたり目の病気になっている時は、コンタクトを使うことができません。そんな時に眼鏡がないと、不便ですからね。
子どもがコンタクトを使用するのは、スポーツや運動で眼鏡をつけることができない時だけで、それ以外は眼鏡にするといった使い分けが1番良いでしょう。
そもそも子供の目が悪くなるのは一体何でなのかを調べました。
子供がカラコンを付けたいと言った時は、この記事を一緒に読みましょう。
コンタクトは正しく使えば大丈夫なんですね。使うほど視力が下がりやすくなると思っていました。
迷ってたので役に立ちました